さすがに無茶すぎるか…。A.B.C-Z・橋本良亮が「連続ドラマW 坂の上の赤い屋根」(WOWOW)の出演に際し、驚きのハードな減量に成功していたことを打ち明けた。
2月27日、東京都内で行われた同ドラマの完成披露試写会前イベント。主演の桐谷健太や倉科カナと共に出席した橋本は、同作で殺害事件の主犯格とされる「死刑囚」の役を演じたが、まずは、「(撮影開始の)1カ月前くらいにこういうドラマがあると聞いたんです。マネージャーから『死刑囚役、痩せてください』の二言ですよ」と舞台裏を明かした。そして「結構な減量をしないとマズイかもと思って、間に合うかなとドキドキしたんですが、何とか1カ月半で13キロ落とすことができました」と驚きの告白をした。
もっとも、A.B.C-Z加入時にはさらに“急でハード”なスケジュールを組まれたようで、「入って2週間後に横浜アリーナでライブかあるって聞かされて。入ったばかりで曲も踊りもよく知らなくて。1日で15曲くらい、振り付けも、自分のパートの歌詞も覚えました」とも。桐谷からは「毎回、急やなぁ」と突っ込まれていた。
「それができたからこそ、その後は何があっても絶対にできるって思えるようになりました」と橋本。キャリアの糧になったというポジティブな解釈を披露したわけだが、倉科が「できてしまったから、マネージャーさんも今回“急でいいかも”って思ったのかも」と指摘して笑いを誘った。橋本は「もっと早めに言ってほしい!」と訴えたのだった。
「橋本の凄まじいプロ意識の高さと根性が窺えるエピソードで、ネットには『仕事とはいえ、尊敬する』との声もありますが、もともとふくよかな体型ではない橋本の短期大減量とあって『さすがに危険すぎるし、身体への負担とかもヤバい』『痩せてる人から13キロも落ちるものなの…』『いつか体壊れる』と心配する反応が多いですね。医者や専門家の指導のもとでの適切な方法で減量だと信じたいところですが、そもそももっと早くオファーしていれば安全な役作りができたのでは?その点、元から痩せている人にオファーできなかったのか、あるいは、本来この役を受けるはずだった人が土壇場で何らかの理由でドタキャンして、急に橋本に話が来たのではないかとのと憶測も飛び交っていますね。確かに、突然のオファーには何らかの事情があったのかもしれず、特に昨年からは、所属する旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)が性加害問題で大揺れでしたから、そのことも関係があるのか勘ぐってしまいます」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、そんな紆余曲折のインパクトもあって、劇的にスリムになった橋本の“体当たり演技”は、同作の大きな魅力の一つとなりそうだ。
(木村慎吾)