永野芽郁の黒歴史になることがほぼ確定した主演ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系)。2月26日放送の第8話では、これまでも何度も指摘されてきた松本若菜演じる「あの世からの案内人」千秋が、山田裕貴演じる朝野太陽の母親であることが千秋により明かされた。斎藤工演じるもう1人の「あの世からの案内人」日下の正体はまだ具体的に明かされていないが、千秋と日下の姿が永野演じる主人公の逢原雨と太陽(山田)にしか姿が見えないということは、日下が雨(永野)の父親であることが推測できる。
「このドラマの脚本を書いている宇山佳佑氏は小説家でもあり、2018年にリリースした小説『この恋は世界でいちばん美しい雨』とこのドラマは“大切な設定が共有されている”と、宇山氏自身がXで明かしています。2月12日放送の第6話では、日下と千秋が『人は死んだらほんのわずかな時間だけ雨を降らせることができる』と雨に教えるシーンがありましたが、これこそが“共有設定”です。しかし、1週間の始まりである月曜の夜に視聴するには、主人公が五感を次々に失っていく展開は“泣ける”というより“沈鬱”。週の後半の深夜ドラマなら評価は違ったかもしれません」(女性誌記者)
斎藤が前髪長めのモジャついたヘスタイルで日下を演じていることから、「最終回は日下が『なーんちゃって』って前髪を上げてニッコリ笑って『えいっ!』と雨の五感を戻してくれたら神ドラマになれると思う」といった主旨の“笑える最終回”を提案する声もネット上にあがっているが、はたして、そんな奇跡は起きるのだろうか。