斉藤由貴、スキャンダルを起こしても起こしても“全然ノーダメージ”驚異の演技力の秘密!

 24歳の時には尾崎豊、26歳の時は川崎麻世、51歳の時には医師と不倫騒動を起こしても仕事が途切れることのない女優・斉藤由貴。昨年11月2日には6年前に不倫騒動を起こした医師が経営するクリニックの前で押し問答となり「入れて! 閉めないで」と泣きじゃくる斉藤がみずから警察を呼ぶという不思議な事件を起こし、その様子を収めた動画を「週刊文春」が公開。別れたと思われていた医師との不倫関係が継続していたのではと報じられた。

 この件に対し斉藤は会見を開くことなく、後日同誌に突撃取材されると「偶然会っただけなんです」「泣いてしまったからと言って関係が続いていたと言われるのはとても不本意です」などとまくし立てたとして、これもまた同誌の記事になっている。

 それでも斉藤は同誌発売日の当日放送のドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)第4話にノーダメージで出演。どれだけスキャンダルを起こしても仕事のオファーが絶えないのは、ひとえに斉藤には唯一無二の演技力があるからだろう。

 ところが2月21日放送の「ぽかぽか」(フジ系)に生出演して、トークを繰り広げた斉藤は、「役作りがすごいっぽい」という自身のイメージに対し「あまりしたことないですね」と否定。「前もっての学習とか、セリフを一生懸命するとか、基本的にしないまま来てしまいましたね」「(セリフは)現場に来てから(覚えます)」と告白したのだ。

 さらには、「(セリフが頭に)入らないとまずいなと思います。台本を開けて、1ページぐらいしゃべっているのを見つけてびっくりすることがあります。すごく一生懸命覚えますね」と苦笑い。さすがに昨年1月に放送された「大奥」(NHK)で演じた春日局役については「本当に今までないぐらい、10年ぶりぐらいですかね。台本をうちに持って帰りましたね」と振り返り、「“てにをは”とか、台本通りにしゃべるってことがこの作品は大事だと思ったので、ほんのちょっとした、“てにをは”も変えてはならぬ、っていう感じの印象だったので、これはすごく頑張りました」と、台本を自宅に持ち帰った理由を淡々と説明したのだった。

「斉藤は2019年3月10日放送の『ボクらの時代』(フジ系)に出演した時にも『セリフは現場で覚える』『家で台本は読まない』と言い、共演していた竹内結子さん(20年に他界)と水川あさみに驚かれていました。デビュー当時は午前2時から撮影が普通にあったりして、家に帰って台本を開く時間がなかったから現場でセリフを覚えるようになったと説明していましたが、出たとこ勝負とも言えるこのやり方が、斉藤独特の味わい深い演技につながっているのかもしれません」(女性誌記者)

 公開中の映画「マッチング」でもドラマチックな業を背負ったキャラクター・節子を演じている斉藤。スキャンダルを起こしてもノーダメージな理由がこの映画を観るだけでも納得できるはずだ。

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