11月29日、バラエティ番組「マツコの知らない世界」(TBS系)が「スキ間掃除の世界」というテーマで、様々な掃除グッズを紹介した。しかしその中で、編集にねつ造があったと視聴者の間で物議を醸している。
「今回、番組では1000種類の掃除グッズを試したという主婦がゲストで登場し、パソコンのキーボードの隙間を掃除する『サイバークリーン』という商品を紹介しました。そこで実際にマツコが商品を試し、清掃後の綺麗な状態を画面で見せたのですが、視聴者の間でビフォーとアフターのキーボード自体が別の物に替えられていると話題に。『ヤラセではないか』という指摘が相次ぎました」(テレビ誌記者)
このすり替えに気がついた視聴者からは、「ビフォーアフターでキーボードのマークが違う!」「悪質なねつ造だ」「思いのほか、綺麗にならなかったからねつ造したんだな」と批判が殺到。
今回のねつ造が事実ならば、番組は放送終了に追い込まれる可能性がある。もしそうなればマツコは、TBSの番組で2度目の打ち切りを宣告される形になるという。
「マツコは過去、TBSにて『マツコの日本ボカシ話』という番組を開始したものの、生保レディーの“肉体営業”を匂わす内容を放送したため、苦情が殺到。わずか1回で打ち切りとなりました。そこでマツコとの関係を修復するため、TBSは、すでに放送が終了していた深夜番組『マツコの知らない世界』を、ゴールデンで復活させたと言われています。しかしこの番組も、今回のねつ造が発覚したことで打ち切りの危機となってしまいました」(前出・テレビ誌記者)
毎週、他の番組ではなかなか見られないその道のプロが登場し、視聴率も安定している「マツコの知らない世界」。もし打ち切りとなれば、TBSにとって大打撃に違いない。
(森嶋時生)