フィギュアスケートGPシリーズのNHK杯で、羽生結弦選手が身に付けた衣装が話題だ。SPの「レッツ・ゴー・クレイジー」の衣装をGPカナダ大会の白から紫に変えたことに、ネット上がにぎわっているのだ。賛否渦巻くその騒ぎは国内にとどまらない。
「羽生選手は世界で注目されているだけに、ファンも世界各地にいるんです。フィギュアスケートファンにとっては選手の衣装も楽しみの1つで、どんな衣装を着ていたかの変遷をまとめたサイトが作られていたり、衣装のマイナーチェンジを解説するブログがあったりと、細かくチェックしています。今回の羽生選手の衣装変更は、成績の振るわなかったカナダ大会のイメージを払拭しようと変えたものですが、プリンスという国際的なスターの作品ということもあって、海外でも同じような論争が起こっていて、海外の投票サイトではどちらの衣装がよいか人気投票までやっているんです」(スポーツライター)
そのサイトをチェックしてみると、確かに「Which “Prince” Costume Do You Like Best?」とあり、シンプルに「カナダ大会の白い衣装が好き」「NHK杯の紫の衣装が好き」という2択になっていて、誰でも参加できる投票の場が設けられている。途中経過では、紫が1157票、白が415票で紫が優勢だ。コメントを見ると「白はアイスショーに、紫は試合に」「毎回色を変えて、次は黒で」など、思い思いの書き込みが。「Whatever he wears,I support(何を着ても応援するよ)」という意見もあるように、ファンは羽生選手の演技が見られれば満足ということのようだ。
(芝公子)