鳥取県のソウルドリンク「白バラ牛乳」をご存知ですか? もはや鳥取県民の生活の一部となっており、県内公立小中学校の給食の定番でもあるんです。
実はこの白バラ牛乳、鳥取県だけでなく都内でも成城石井などで購入できる他、近年はセブン-イレブンで白バラ牛乳を用いたミルクプリンやクリームデニッシュ、ドーナツ、バーアイスなども発売されています。さらに、白バラ牛乳を作っている大山乳業農業協同組合からは、Tシャツやマグカップなどのオリジナルグッズも販売されていて、じわじわと全国的に人気が広がっているんです。
そんな白バラ牛乳とは、いったいどんな牛乳なのでしょうか? 先日、東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」2階のレストラン「ももてなし家」で開催された鳥取県のイベント『鳥取白バラ牛乳グルメフェア』では、他の牛乳とは違うポイントが紹介されていました。
それは、少ないのがよいとされている衛生的乳質である「体細胞」の数が、他の牛乳に比べてトップレベルに少ないということ。牛乳は、体細胞が多いと味が塩っぽく感じたり雑味やえぐみが出てきたりするのですが、体細胞が少ない白バラ牛乳は牛乳本来の味を楽しめるそうですよ。実際、飲んだ人の感想では「普通の牛乳よりも甘みを感じられた」との声もありました。
前述のイベントでは、ミルク料理家の小山浩子さんが開発した白バラ牛乳を使ったメニューを含む計6品が提供されました。白バラ牛乳を使ったミルクリゾットやハンバーグ、ミルククリームをのせたコッペパンなど、白バラ牛乳をとことん楽しめるメニューで、とっても好評のようでした。
みなさんも、近隣のお店で「白バラ牛乳」を見つけたら、ぜひ味わってみてくださいね。