3月20日午後3時半からトータル7時間にわたり放送された、テレビ東京開局60周年特別企画「テレ東系 旅の日」。テレ東で人気の高い「旅バラエティ番組」の4本である「ザキヤマの街道歩き旅」「大久保川村の温泉タオル集め旅」「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」が、それぞれ同局放送の番組や新ドラマに出演するキャストをゲストに招き、リレー方式でたすきをつなげて日本横断460kmを目指した。中でも注目されたのが、太川陽介のあり余るリーダーシップと正直さだったようだ。
この特番に先立って、3月16日に放送された同局の「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」にゲスト出演していた太川。元テレ東社員プロデューサーだった佐久間宣行から、この「テレ東系 旅の日」の番組について「高橋海斗くんとかSUPER EIGHTの安田くんとかどうだった?」と、ゲスト出演したKing&Prineceの高橋海斗や、SUPER EIGHTの安田章大の名前を挙げて質問されると、「朝一番のしんどい時にまだゲスト入ってこなかったの」「バス旅始めて15年やってるけど、初めて1人で歩いているの。これ全然違うじゃん、番組が」「あんなに虚しいことないよ。会話もなしで」などとボヤきまくっていたのだ。
しかも3月20日放送の「テレ東系 旅の日」でもまったく同じ言葉、同じ表情でボヤきまくっていたものだから、ネット上には「4日前に言っていたことが誇張ゼロだとわかって驚く」「太川陽介が正直すぎて怖い」「元アイドルがその場にいない現役アイドルに向かって文句垂れ流し」といった声があがることになった。
「『勝手にテレ東批評』では、2007年の番組スタート時からの10年間『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で共演していた蛭子能収についても、ずいぶんな言い方をしていましたよ。『本当に最初、嫌いだったよ。何でこの人がこの芸能界にいるんだと思って』『やっと(蛭子の)価値がわかったの、7弾か8弾くらい。それぐらい本当にイヤだったの。前向きなこと言わないんだから』などと、上から目線な発言もガンガン飛び出していました。視聴者からはネット上に『私は太川陽介が嫌い』『太川陽介は完全にパワハラ男』『性格の悪さは天下一品』などと相当に手厳しい声があがっていましたね」(女性誌記者)
まさに昭和世代のアイドルらしい「不適切」さを視聴者は感じ取っていたようで…。