「最近、付き合っている年上の女性が『好き』とか『愛してる』という言葉を連発してきて怖いんです。もう離れたくなってきました」
そう話してきたのは27歳の会社員男性。彼女は35歳だという。恋愛関係にある二人ならば「好き」くらい言うのは当然だろうが、それが「怖い」とは何事だろうか‥‥。その理由を聞いてみた。
「『好き』と言われたら、こっちも『好き』と返したいところですが、相手の年齢を考えると、うかつに言えない。最終的に責任をとれと脅迫されているように聞こえちゃって‥‥」
「なんか年下の男と情熱的な恋をしたいという願望が見え隠れして怖いんです。コチラとしては、冷静に着実に関係を深めていければそれでいいのに。ジェットコースターみたいな、何が起こるかわからない恋愛は求められても困ります」
自分も相手のことは好きではあるけれど、感情に任せて急にグッと自分の心に入って来られるのが苦痛なのだという。
月9ドラマ全盛期に思春期を体験したアラサー、アラフォー世代の女性にしてみれば、「恋愛=情熱的なもの」なのだが、イマドキの20代男性にとっては、どうもそうではないらしい。
他にもそんな「年上女性のアピールが怖い」男性がいるのか調査をしてみると、意外にも多いのだ。
「ふいに『会いたい』とLINEが来ると怖いですね。会わないでヒステリーを起こされたらいやだなぁと思ったり。年上女性っていうだけで、ひと言ひと言に切迫感を感じちゃうんです。それが苦痛で別れました」(28歳・会社員)
恋愛時に、相手に甘えたくなったり、その思いをふいにぶつけたりしてしまうのがオンナというものだが、年下男性には極力抑えたほうがいいらしい。また、こんなエピソードもあった。
「大学時代に10歳年上の女性と付き合っていたんですが、ある日、何もつけなくてもいいよと言われてゾッとして、逃げなきゃと思いました」(25歳・アルバイト)
年下男性と付き合う際には「結婚や妊娠などの未来は一切考えていない」という態度をし続けることが、長続きのコツ?なのかもしれない。