TikTokでは957万人のフォロワーを持ち、YouTubeのチャンネル登録者数は1110万人を超えるのは、モデルの林拓磨こと「はやたく」だ。
5人組ボーイズグループ「Hi☆Five」の元メンバーという経歴を持ち、180㎝の高身長にイケメンなルックスの彼は、2022年4月に人形を使ったノンバーバル(非言語で伝える)動画をYouTubeに投稿。それが海外の視聴者に大ウケし、動画の多くは億を超える再生数を叩き出している。
しかし、海外向けのノンバーバル動画でバズった日本人クリエイターは、突然頭をバリカンで刈り上げたり、鼻にストローを指しジュースを飲むなどカゲキな動画で国内登録者数ランキング1位を獲得した「じゅんや」や、おいしそうなオリジナル料理を作ってたいらげる様子を投稿している「バヤシ」など、ライバルも多い。
そんな中、はやたくはなぜここまで登録者数を伸ばすことができたのか。SNSに詳しいライターの分析によると…。
「何と彼は、ダンボールを使って花や虫、スマホなどを手作りし、1人2役でコスプレをしてストーリー性のある動画を投稿し続けているんです。効果音により本物のように見えるチキンをおいしそうに食べる動画には、『ケンタッキーをダンボールで作るとか天才すぎ!』『食べたくなるほどの素晴らしい演技力に魅力を感じます』と、日本人の視聴者からも絶賛するコメントが書き込まれています。じゅんやの成功により、二番煎じを狙った海外向けのノンバーバル動画はYouTube上に溢れかえっていますが、はやたくのようにハイクオリティーな動画を投稿し続けられるクリエイターは今後現れないのではないでしょうか」
4月3日には、SNSコンサルの会社を立ち上げたことを発表し、経営者としても新しいスタートを切ったはやたくのさらなる活躍に期待が高まる。
(佐藤ちひろ)