川口春奈主演ドラマ「9ボーダー」(TBS系)が4月19日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は6.7%だった。
飲食業のトータルプロデュース会社で働く大庭家の次女・七苗(川口)は29歳。公認会計士で別居中の夫がいる長女・成澤六月(木南晴夏)は39歳だ。そして、浪人生の大庭家三姉妹の末っ子・八海(畑芽育)が19歳。それぞれが“大台”前のボーダー年齢に、焦りを抱えつつ、幸せになりたいと人生を前向きに進んでいく姿を描いたヒューマンラブストーリー。
仕事は充実しているものの、恋をするチャンスもなく、出世はしても望むセクションではないことにモヤモヤする七苗。ある日、路上で弾き語りをしているコウタロウ(松下洸平)に出会う。その歌詞は、まるで七苗の心境を見透かしているかのようだった。実はコウタロウ、なぜか過去の記憶が全くないという事情を抱えていた。
視聴者の感想としては「面白い。七苗の葛藤する気持ちがよくわかる」「グサグサきた」「3姉妹のかけあいがおもしろく、特に木南さんがいい感じ」「松下さんのほわほわした感じ。沼る~」など、ツカミは悪くはないようだ。
「今期スタートのドラマは『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系)、『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)いずれも主人公は記憶障害。そして、今作に至っては、コウタロウも記憶喪失です。なぜ、3作も被ったのかは謎ですが、視聴者の中には“同じ設定でお腹いっぱい”との声もありました」(テレビ誌ライター)
互いに惹かれ合う七苗とコウタロウは、お付き合いをすることに…。この後、どんな展開になるのか、楽しみだ。