4月30日をもってAKB48を卒業する柏木由紀。4月16日に放送された「イワクラと吉住の番組」(テレビ朝日系)に出演し、“ファンとの距離感”についてキッチリと言及する場面がいまだ反響を呼んでいる。
この日の番組には、柏木のほか、元乃木坂46・松村沙友理と元SKE48・松井珠理奈もゲスト出演したことから、「握手会で覚えやすい人」についての話題に。各自が遭遇してきた“クセのあるファン”との思い出を振り返る中、松井は「16歳になった時に婚姻届を持ってきてくれたファンの方がいる」「その方だけはフルネームがわかります。書いてあったから」と大胆な男性ファンの行動を紹介。また、10年以上に及ぶアイドル活動において「握手会に来たファンの中にタイプの男性がいたか?」と聞かれると、「いますね。3人ぐらい」と語ったものだ。
ところが、柏木は即座に「いないよ!いるわけないじゃん!」と対照的な反応を見せた。さらに続けて、「握手会とかでファンとして会うと『アイドルとして』っていうのがあるので、そういうふうに考えたことがなかったですね」と、どうしても身構えてしまうのだという。
「柏木があまりにも即答で『いるわけないじゃん!』と強めに否定したことで、共演者からは『言い方が(笑)』と心配されていましたが、以前より彼女は“ファンとの恋愛はナシ”とのスタンスを公にしてきました。特に2022年10月に出演した『人志松本のツマミになる話』(フジテレビ系)では、そんな柏木の“本音”が漏れたとしてプチ炎上したこともあります。この年に元AKB48・峯岸みなみが、彼女を推していたYouTuber『東海オンエア』てつやと結婚したことの影響で、『私のファンの人も“(柏木と)イケるんじゃないか”って思い始めた』と期待されるようになったと“イヤそうに”説明。続けて、『みーちゃん(峯岸)のファンって、“ただのファン”じゃないじゃないですか? なのに、(自分には)“ただのファン”が言ってくるというか…』と嘆き、てつやのように“売れているファン”でもない限り、恋愛に発展することはないと断言しています。一部ではこれが『完全にAKB48ファンを見下した発言』だとして物議を醸しましたが、正直すぎるトークを面白がる人もいましたね」(テレビ誌ライター)
“ただのファン”が柏木と交際するには、まずYouTuberとしてブレイクし、名を馳せてから申し込む「てつやパターン」でなければ可能性はゼロであることを改めて卒業するにあたり、念押しした形のようだ。
(木村慎吾)