4月25日から鳴り物入りでスタートした木村拓哉主演によるテレビ朝日開局65周年記念ドラマ「Believe-君にかける橋-」。木村演じる大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部部長・狩山陸は、自身が設計した「龍神大橋」の建設に主任の立場で仕事をしていたが、ある日、建設中に崩落事故が発生。実は一次下請業者である坂東組が、狩山の指定していた部材を安い部材に変更し、予算の差額分を着服していたことが発覚する。安い部材を使ったことで橋の強度が落ち、起きた人災だったが、狩山は元省庁キャリア官僚だった「帝和建設」の磯田社長(小日向文世)から、会社を守るために事実の隠蔽を指示され、自身の設計ミスによる事故だったと偽証。懲役1年6カ月の実刑判決を受けて収監された。
ところが面会に来た妻の玲子(天海祐希)から、ガンを患い「余命1年」であると知らされた狩山は呆然。自身の過ちに気付き、脱獄を決行しようとするも連れ戻されるというストーリーが展開された。
視聴者からは、ネット上には「これまでと同じ。いつまでもかっこいいキムタク」「大柄でいかつい一ノ瀬ワタル演じる特殊詐欺犯で収監されている同房の灰谷からの腕力によるちょっかいも、軽々とかわして倒してしまう、ヒョロリーマン狩山を演じるキムタクw」といった、かっこよさを前面に出した演出を冷やかすような声があがっている。
一方で、あるシーンに注目する声が相次いだようだ。「それは狩山が脱獄しようとして看守たちに捕まるシーンです。逃げる木村を取り押さえる看守たちがスローモーションで描かれましたが、『キムタクの走り方がちゃんとおじさんだわ~』『狩山は50歳設定、木村さんの実年齢は51歳。足があまり上がっていない走り方がリアルでした』『キムタクの脱獄しようとするシーンがスローモーションだったのは“おじさん走り”のキムタクをごまかすためだったんだろうな』といった声がネット上にあがっているんです」(女性誌記者)
今後も木村が走るシーンはあると予想されるが、広い心で見守りたい。