タレント・飯島直子、中山秀征、松本明子にとって、疲労が溜まっているタイミングで最も遭遇したくない先輩は和田アキ子のようだ。
飯島ら3人が“命がけ”で身を隠した車内でのエピソードに対し、和田本人が「気に入らん」と“プチギレ”する模様が放送されたのは和田の冠ラジオ番組「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)のさる5月4日放送回。
番組では、アシスタントのフリーアナ・垣花正がリスナーからのメールを読み上げる形で、飯島が、3人の新幹線内“和田に遭遇”エピソードをあるテレビ番組で語ったと紹介した。何でも、かつて3人は西日本での番組ロケを終え、東京行きの最終新幹線で帰京している際、途中の新大阪駅ホームにいる和田を発見。しかも和田は3人と同じ車両に乗り、飯島の真後ろの席に座ったというのだ。
垣花は「秀さんが言うには、アッコさんが酔ってらしたと…」と、同様の話を中山から明かされたことがあると話したが、いずれにせよ、ゴッド姉ちゃんに“ビビった”3人はとっさに身をかがめたという。この行為で、挨拶する機会を失った3人は和田の至近距離にいながら、身を潜め続けなければならない状況に。和田は「何でやねん。そこが気に入らん」「ちょっと私はね、残念だと思うのは、『こんばんは』とか挨拶さえしときゃ全然何もなかった」と、挨拶でなく隠れることを選んだ3人に不快感を示した。
ともあれ身動きが取れなくなった3人はメモに「どうしましょう?」と書いて、和田と一緒にいたホリプロのマネージャーにこっそり渡すことに成功したという。マネージャーからは「前の車両に逃げて」と書かれた返事があり、垣花はこれを絶対に和田にバレてはいけない「命がけのメモのやり取りがあった」と紹介したのだった。
「この新幹線でのエピソードが再注目されているのは、当事者の1人である飯島が5月2日放送の『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』(BSフジ)の中で改めて振り返ったことが発端です。当時の3人はロケで疲弊し、帰りの車内では“寝て過ごそうね”と約束していたものの和田と遭遇してしまったとのことで一致団結。隣の車両に無事移動することができた頃には逆にテンションが上がり、東京駅まで寝ることなく語り明かしたとか。ただ、和田は『アッコの―』で、『飯島直子もなんで今頃それを言うてんねんやろね。何十年も前やん』と不思議そうに語り、“プチギレ”状態に。和田といえば、仕事終わりの新幹線で宴会をするのがルーティンとして知られていますから、ヘトヘトの3人は最終の車内でそれに付き合わされることだけは避けたかったのでしょう」(テレビ誌ライター)
臨機応変にメモで逃亡を指示したマネージャーについても、さすがの危機察知能力だったと言えるかもしれない。
(木村慎吾)