俳優・中川大志が愛犬家ならではの“イラっとする”体験談を紹介したところ、ペット愛好家から「めっちゃ分かる」と賛同する声が上がっているという。
2匹のフレンチブルドッグを「犬ではなく娘です」と溺愛する中川は、5月12日放送の「行列のできる相談所」(日本テレビ系)に出演、ある日の散歩中に起きた出来事を語り始めた。いつものように愛犬といっしょに外の空気を吸っていると、通りがかった女性が「ワンちゃん可愛いわね」と声をかけ、そのまま飼い主の許可を得ることなく愛犬を触り始めたという。
女性は中川の方を見ることさえしなかったようで、これに中川は「他人の赤ちゃんも無断で触る? 絶対に触らないよね?」とイライラ。ペットを可愛がってくれるのは嬉しいが、触る前には飼い主に断りを入れて許可を得てからにすべきだと話している。
この日の番組MCを任され、同じくブルドッグを飼っている俳優・草彅剛は、中川の意見に「ワンちゃんもびっくりするから。やめてほしい」と共感。草彅が同じような場面に出くわした場合は、ストレートに拒否するのではなく「ナチュラルにリードを自分の方に引っ張る」のだという。
「人間同士でもソーシャルディスタンスの慣習が根付く中、愛犬を“娘”と言う中川は、人と同じようにある程度の距離をもって接してほしいようです。また、不用意に近づいて噛まれるリスクもあり、無許可での接触はそうした事態が起きた場合の法的責任にも影響してくる問題といえます。最近では中川のように『犬』や『ペット』などと呼ばれることすら嫌がり、子供のように育てる飼い主も多く、“他人の赤ちゃんにしないことはペットにもしない”のが愛犬家の常識。そのため、中川の主張に共感する意見が多く、『めっちゃ分かる』『他人の大切にしている生き物を勝手に触るのはおかしい』『それで噛まれたらどうするんだろ? 勝手に触っといて逆ギレするのかな』といった書き込みが目立ちました」(メディア誌ライター)
普段はおとなしいペットでも、突然近づいてきた他人に刺激され、攻撃的になる恐れもある。やはり、ひと言断りを入れるのがマナーといえるだろう。
(木村慎吾)