【「ブルーモーメント」第7話にツッコミ!】倍速で見ても会話が聞き取れるくらい緊迫感がないッ

 山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)の第7話が6月5日に放送され、世帯平均視聴率は前話の5.8%から0.5ポイントアップの6.3%をマークした。

 気象を詳細に読み解くことで、自然災害から命を救うという信念のもと、天才的気象学者の晴原柑九朗(山下)が、特別災害対策チームSDMの気象班チーフを務める今作。第7話では、海上竜巻に巻き込まれた気象観測船と漁船による接触事故が発生する。船員は全員無事だったのだが、観測船が多量の水蒸気を観測していた。その報告を受けた晴原は「その水蒸気が線状降水帯を生みだし、東海地方で集中豪雨が起きる」と予測する。そして、土石流の起こる場所を特定すると、そこは山間部にある介護施設だった。

 すでに塞がっている道路もあることから、救出をどうするか逡巡する晴原に警察官チーフの沢渡満(橋本じゅん)から「すでに待機している」との一報が入る。そして、救助活動は速やかに終えられたのだが、その救助車が通る道に土石が流れ込むと判断した晴原は、すぐに車をバックさせる…。土石が晴原の目前に来たその瞬間、上野香澄(平岩紙)が晴原を押しのけたのだった。

「視聴者からは『今の気象災害をテーマにしているのはすごく参考になる』と評価する声もありますが、『1秒を争う状況なのに現場の緊迫感や疾走感が感じられない』との意見が圧倒的。倍速にしても会話がすんなりと聞き取れる感じです。また、出演者を悩ませているのが、主人公・晴原の苗字。『はれはら』の言葉がいいづらく、時々『はるはれ』となってしまうのが、共演者の悩みの種だそうです」(テレビ誌ライター)

 土石に巻き込まれた上野はどうなるのか? 緊迫感のあるシーンを視聴者は期待しているようだ。

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