カビが発生しやすいこの時期は、お風呂の掃除が欠かせませんよね。でも、「面倒でつい後回しにしてしまい、気付いたときにはカビがスゴいし排水溝に汚れも溜まっている……」ということになってはいませんか?
そうならないよう、気付かないうちに汚れが溜まる仕組みを排除し、短時間で確実にきれいにする小掃除を習慣化して、排水溝をキレイにキープしたいものです。
■汚れが見えるよう外側のカバーをあえて外しておくと小掃除を習慣化しやすい!?
排水溝には、排水溝を隠してくれるカバーがつけられているケースが多いもの。これを閉めてしまうと汚れが見えず、「まだ大丈夫だろう……」と気が緩んで、掃除の頻度が下がってしまいがち。マメに掃除をしたい場合は、汚れを“見える化”することが一番の近道です。カバーを外して使用し、排水溝の状態を毎日チェックするとよいでしょう。
■排水溝に溜まったゴミを毎日取り除く
お風呂に入る度に排水溝の汚れが目に入るようになったら、汚れがこびりつかないうちに取り除く習慣を作りましょう。一番ラクなのは、お風呂から出る際に排水溝に溜まったゴミをサッと取ってしまうこと。お風呂のドア付近にビニール手袋や小さなビニール袋、またはキッチンペーパーを常備すると、手を汚さずに溜まったゴミや汚れを回収できますよ。
■排水溝クリーナーを使った掃除は短時間で済ませる
排水溝の管内にこびりついた汚れを溶かして流すタイプのクリーナーは、排水溝に洗剤を流してから一定時間放置する必要があり、実はこれが面倒の種となりがちに。数十分後にまたお風呂に戻って後処理をするのは大変ですから、表示の放置時間ピッタリで流すようにしましょう。
長時間放置し過ぎるとクリーナーごと汚れが固まってしまい、むしろキレイにできなくなるケースもありますから、「よりキレイになるかも」と考えず、洗剤に記載された時間をきっちり守って使用しましょう。それで何の問題もありません。
毎日汚れを取り除く習慣ができ、定期的にしっかり汚れを落とすことができれば、汚れにくくキレイな状態の排水溝をキープしやすいです。こびりついた汚れを落とすのに長時間費やさなくても済むように、日々のワンアクションを大切にしてくださいね。
(Nao Kiyota)