お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が「ボケを全部拾ってくれる」と絶賛し、田中裕二以外で相方にしたいと熱望するのは大御所芸人・明石家さんまだという。6月12日にCBCテレビの公式YouTubeチャンネル「太田×石井のデララバ」に出演。フリーアナ・石井亮次とお笑い論を展開している。
動画内で、ファンから寄せられた「田中以外とコンビを組むとしたら誰がいいですか?」との質問が紹介されると、太田は「誰だろうな。そうだなぁ…」と考え込み、「でも、やっぱり、さんまさんとかじゃないですかね」と吉本興業が誇る“お笑い怪獣”の名前を口にした。その理由を、“すでに売れてるから自動的に面白くなる”と笑いながら話したが、「さんまさんはオールマイティーですよ。ボケて、突っ込んで、全部しますから。ボクは基本的にボケです」と、ボケもツッコミも両方こなす能力に惚れ込んでいるようだ。
続けて太田は「昨日もさんま御殿(「踊る!さんま御殿!!」=日本テレビ系=)の収録で、ボクがボケると全部拾ってくれる。さんまさんの番組に行った時はもう本当に大船に乗った気持ちでいる。どんなにつまんないことを言っても、さんまさんが全部面白くしてくれる」と絶対的な信用があるといい、「さんまさんとM-1出たいですね」とM-1グランプリ出場も願っていた。
「太田は、さんまが30年以上続けているラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)を欠かさず聴くほど、根っからの“さんまファン”。『踊る!さんま御殿!!』や『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)など、さんまがMCを務めるトーク番組にゲスト出演した際、嬉しそうにボケを延々と連発する姿は、お笑いファンの間でお馴染みの光景となっています。また、ボケ担当ということで、他に、太田のお気に入り芸人としてハマる面々は、ネプチューンの名倉潤や、くりぃむしちゅーの上田晋也など、生粋のツッコミタイプがほとんど。今回の回答についても“上田じゃないんだ”と驚く声も散見されましたが、中京テレビの『太田上田』でもタッグを組む数年後輩の上田ではなく、大先輩のさんまを挙げることで、田中の“嫉妬”に配慮したのかもしれません」(テレビ誌ライター)
自分のどんな小さなボケにも全て反応してくれるツッコミ芸人を愛する太田。一方のさんまからすると、名誉ある指名ではありつつも、“シンドイわ…”という本音もあるのでは!?
(木村慎吾)