6月17日、今度は、20歳になったばかりの女優が自身のXで公開した生ビールを片手にしかめた顔をした姿にリポストしたが、その際の表現がビジュアルイジリだと炎上中の、元お笑いコンビ「プラスマイナス」の岩橋良昌。いまだ、メンタル的に不安定なことも指摘されているが、そんな岩橋に「さすがに自分勝手すぎる」といった苦言が殺到したのは、岩橋が6月2日までに公開したYouTubeチャンネルの動画内容である。
複数のメディアで報じられている通り、岩橋は、某著名女優からのエアガン発砲被害や、制作会社社長によるパワハラなど、真偽不明の告発をXから次々に展開し、20年所属した吉本興業から契約を解除されていた。
現在は元相方・兼光タカシと同様、それぞれピンで活動しているが、岩橋は吉本を退所する際に兼光へきちんと話をする機会をもうけられなかったとして、「元相方・兼光に電話します」と題した動画を公開。これまでに2回、LINEなどで電話をかけているが、いずれも兼光は応じておらず、折り返しの連絡もないという。
岩橋は「今回は直接、携帯のほうの電話にかけてみたいと思います」とし、カメラの前で兼光に連絡。3~4回ほどコール音が繰り返されると、最後は留守電に「(着信)拒否かもしれないですね」と岩橋。その後、LINEからも15回の呼び出し音を鳴らしたが、「出えへんかぁ…」と通話をあきらめていた。
「20年連れ添ったプラス・マイナスが交わした最後のやり取りは、契約解除された直後に岩橋が送信した『ごめんな、やめるわ。今までありがとう。頑張って』とのLINEだったといいます。つまりは何の事前相談もなく解散を一方的に報告された格好の兼光からすると、今さら連絡を入れられたところで、“話すことはない”との心情でしょう。また、岩橋は吉本からの退所が決まった直後、先輩コンビ・キングコングの梶原雄太から心配の電話がかかってきたことを明かすも、『きっしょ 食いぶちにされるんかなー 金の匂いしたんかなー ハイエナ』とXから公然と非難。梶原がカジサックとしてYouTubeで活躍していることから、“動画のネタ”にされることを危惧したようですが、今回の岩橋の行為は梶原同様動画のネタにするような振る舞いに映って、批判のブーメランとなっているのでしょう。また、電話すらつながっていない以上、動画も兼光には無許可でアップしていることになり、その振る舞い自体が謝罪のテイを成していない印象も残ります」(テレビ誌ライター)
ちなみに梶原は岩橋に電話をかけた理由として「過去に自分が病んでしまった時、FUJIWARAの藤本さんに電話で救われた事があったから行動してしまった。申し訳ない」と説明し、寄り添う準備があったことを示していた。岩橋にすれば、今回の動画では、兼光に電話した理由を「ボクのメンタル崩壊的なものも落ち着いてきた」ので「自分の中で整理ができたので、しっかり謝ろう」とも語っており、梶原から電話がかかってきた時と、この動画をアップした時は、状況が違うということなのかもしれない。が、電話に出なかった状況を無許可で公開された兼光から6月18日現在で、返信があったなどの岩橋の報告はなく、長く苦楽を共にしてきた元相方からは、すでに心が離れている可能性が高そうだ。
(木村慎吾)