現役バリバリのサッカー日本代表MFを前にしても、俳優・木村拓哉の“らしい”振る舞いは異彩を放ったようだ。6月22日、ラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)で、お笑いタレント・明石家さんまがフライブルク所属の堂安律、木村を含めた豪華な食事会での様子を明かしている。
さんまは6月2日にモデルでインフルエンサーの女性と結婚した帰国中の堂安から「奥さんを紹介したい」と頼まれ、「その一応、挨拶ということで、来てくれて。ご飯を食べに行ったんですよ」と説明。そこで堂安が着用する日本代表の「10番」のユニフォームをプレゼントされたといい、「堂安からすると、日本代表の10番というのはものすごいこだわりがあったみたいで。それまでは久保(建英)が付けてたんですけど。今のチームでは堂安ということで。わざわざ持ってきてくれて」と、同選手の背番号への思いを紹介した。
堂安はさんまにホームのユニフォームを贈呈し、木村にはアウェイのユニフォームをプレゼントしたようで、さんまいわく「(木村が)『なんでオレがホームじゃねぇんだよ』って、そこでオレとえらい揉めて」と、大物同士で貴重なシャツの奪い合いが勃発。
その後、「でも、木村のカッコええところは、自分の着てる高いTシャツを、(サッカーの試合後は)『ユニフォーム交換ってあるでしょ?』とか言うて、その場で脱いで、ユニフォームを着て、写真(撮影)。それで嫁さんが『カッコいい?!』とかぬかしやがって。堂安もすぐにそれ(木村からもらったシャツを)着て、『これ、いいっすね!』って」と、木村と堂安によるレアな“ユニフォーム交換”の一部始終を振り返っていた。
「木村が堂安にプレゼントしたのは、彼の大のお気に入りである名優ロバート・デ・ニーロの主演映画『タクシードライバー』の古着シャツだったようです。おそらく相当に高いはずのヴィンテージ高級シャツをポンッと気前よくプレゼントしただけでなく、堂安にちなんだ“ユニフォーム交換”を名目にその場で脱いで手渡すという、まるでドラマの中の木村のような振る舞いに、『ヤングタウン』レギュラーでモーニング娘。の横山玲奈や櫻井梨央らも『カッコいい~!』『目の前でされたらねぇ!』と黄色い歓声。さんまは女性陣のメロメロなリアクションに悔しそうな様子でしたが、自然とクールなシャツ交換を申し出た木村について『こんなことしよるんや…』と舌を巻いて感心していました」(テレビ誌ライター)
やはり、劇中だけでなく、プライベートでも“木村拓哉”を常に演じている!?
(木村慎吾)