俳優・山本耕史が6月22日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に出演し、2015年に電撃発表した元女優・堀北真希さんとの“交際0日婚”に至った経緯を説明している。
山本は、番組MCのお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次から「ほぼお付き合いなく、結婚したんでしょ?」と聞かれ、「そうですね。初めてデートしたのは結婚発表した日ですから」と驚きの事実を打ち明けた。
ドラマ共演を機に知り合った当初は、打ち上げで電話番号を聞いても「かけたら事務所だったっていう…」と堀北から距離を置かれていたという山本。それから6年後、2015年に舞台「嵐が丘」で再び共演すると、休憩中に読書をして壁を作っていた様子の堀北に「何読んでるの?」などと猛アプローチ。
打ち解けたと感じたころに交際を申し込んだものの、けんもほろろに拒絶。しかし、山本が冗談半分で「じゃあ、結婚しよう!」と申し込んだところ、堀北さんは「ん? 結婚? 結婚かぁ…」と満更でもない反応だったという。
山本が「付き合うのは絶対にイヤなのに結婚は想像できるの?」と尋ねると、堀北さんは「結婚だったら想像できるかも」と驚きの答え。山本はこのやり取りをキッカケに結婚に向けた動きを進め、舞台終了後に婚姻届を準備したと振り返っている。
「なかなか一般人には理解しづらい山本と堀北さんの馴れ初めですが、トップ女優の電撃婚に、当時の芸能マスコミは大いに驚かされました。堀北さんの元所属事務所は、堀北さんをはじめ内山理名、桐谷美玲、黒木メイサ、KARAの知英、南沢奈央ら人気女性タレントが多数在籍し“女版ジャニーズ”とも呼ばれていました。ところが、結婚などを機にトップどころが次々と事務所を退所。21年には一部週刊誌に社長による所属タレントの不適切な管理スタイルを報じられ、事務所サイドは否定したものの、これだけ急速に人気女優が離れていくケースは稀。こうした体質が、まさか“交際はNGだが結婚はアリ”という堀北さんの考え方に影響したわけではないでしょうが」(テレビ誌ライター)
15年に電撃婚を発表した後、堀北さんは全てのCM契約を終了。主演ドラマも2015年8月放送の「妻と飛んだ特攻兵」(テレビ朝日系)が最後の作品で、17年2月に所属事務所を契約満了で退所し、芸能界を引退した。
堀北さんにとって、これだけの一大決心を下すには、山本への信頼と相当な覚悟があったはずだ。
(木村慎吾)