夏に心配なのが食中毒。最近ではテレビの情報番組やネットのニュースなどで、脅しをかけてくるかのような情報をよく見かけます。「一晩寝かしたカレーライスは……」とか「お弁当でトマトのヘタが……」とか「サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌……」とか。
いろいろな情報で警告されても、カレーだって炊いたご飯だってすぐに常温になってくれるわけじゃないから、残った分をすぐには冷蔵庫に入れられないし、さらに冷凍庫に入れるにも時間がかかる! ということで、スリコこと『3COINS』で見つけたのが「アルミストックバッグ」です。
この袋、アルミを使用した3層構造で、酸化・湿気・ニオイ移りを防ぎ、美味しさをしっかりと閉じこめるというもの。つまり、ビニール製のジッパー付き袋よりこの袋を使えば通常より早く冷えて、悪い菌やウイルスが繁殖するのを少しは防げるだろうし、冷凍庫にも早く入れることができる、というものです。
今回購入したのは大きい方が「フラット アルミストックバッグ」、小さい方が「マチつき アルミストックバッグ」。大きいほうは23cm×18cmで、ジプロックのクオートとほぼ同じサイズ。小さい方は14cm×16cmでマチつき。両方ともアルミ製なので、電子レンジやオーブンの加熱はダメ、食洗機や直火調理もダメ。あくまでも冷凍・冷蔵に特化したものになります。
ということで、早速これを活用。コストコで買ってきた巨大なアトランティックサーモンフィレをカットしてラップしてからこの中にとか、肉のハナマサで購入してきた豚バラスライス(大)を小分けにして急いで冷凍庫へとか。もちろん、まとめて炊いたごはんや多めに作ったカレーもこの中に。これで食中毒を回避できるはず。「自分偉い~!」なんて思っていたんですが、意外な落とし穴が……。
それは、一般的なストックバッグと違って透けていないため、中身が何か書いておかないと「袋の中身はなんですか」状態になるということ。冷凍ごはんなのかサーモンなのか、開封するまで分からないってダメ過ぎる。
そして、「食材を直に入れないで、ビニール製のストックバッグに入れてからこの袋に入れれば中が汚れず再利用できたのに……」ということ。カレーを入れた袋を洗って再利用はさすがにちょっと……ね。袋自体はとてもしっかりしているので、2~3回は余裕で使えそうだったのに、慌ててボンボン食材を入れたことで使い捨てになってしまいました。
個人的には、「おにぎりやサンドイッチを冷凍、凍ったまま学校や職場に持って行ってお弁当にすれば、これプラス小さな保冷剤で長時間冷たいままキープできそう」とか、「これに凍らしたミニタオルを入れておけば、外で汗をかいたときによさそうだな」とか。ピチッと留められるからこその便利さは、もっといろいろあるはずです。
ということで結論。スリコで見つけたら迷わず購入! 暑い時期の食中毒を回避、プラス冷たいものをこの中に入れて持ち運び、どこでもひんやりを楽しみましょう!
(ロドリゴいしざわ)