8月6日公開の映画「ブルーピリオド」で主役の矢口八虎を演じる眞栄田郷敦。東京藝術大学の卒業生である山口つばさ氏による同名マンガが原作のため、すでに「郷敦は八虎のイメージと違う」と指摘する原作ファンも少なくない。
学業成績は悪くないものの素行が良いとは言えない、生きている実感が持てなかった高校生・八虎(眞栄田)が、絵を描くことの楽しさに目覚め、国内最難関の東京藝術大学を目指すストーリーで青春群像劇でもある。八虎の同級生で「男性だけど心は乙女」のユカちゃんこと鮎川龍二を高橋文哉、美大専門予備校で出会う才能と技術が天才的な孤高の人・高橋世田介を板垣李光人が演じる。映画公式ホームページには、3人が昨夏の撮影期間に手渡された「写ルンです」で撮影した写真を見ながら、当時を振り返る動画が公開されているため注目を集めている。
郷敦と言えば現在24歳、昨年の元旦に一般女性との結婚を発表。8月には第1子が誕生した新米パパ。6月17日に最終回を迎えたドラマ「366日」(フジテレビ系)でも「ブルーピリオド」と同様に高校生を演じ、「パパには見えない」と話題になったばかり。
また、6月13日放送の「ぽかぽか」(フジ系)に生出演した前田美波里は「眞栄田くんが好きなんですよ」と恥じらいながら明かし、「彼、将来性ありますよ」と太鼓判。さらに「何か秘めたものがけっこうたくさんある人。切ないことを若い頃に経験したんじゃないかな、と。そういう意味では、なんかすてきな人ですよね。楽しみ!」と郷敦ファンを代表するような考察を語り、ネット上には同意する声が数多くあがった。
兄の新田真剣佑と何かと比べられることが多い郷敦。前田美波里からもらったお墨付きは自慢できると思う。
(森山いま)