6月28日放送の「あさイチ」(NHK)の人気コーナー「プレミアムトーク」に生出演した戸塚純貴。同局で放送中の朝ドラ「虎に翼」では、曲がったことが大嫌いなアツい男・轟太一を好演。SNS上に「俺たちの轟」というハッシュタグができるほどの人気キャラに成長したため、今回の「プレミアムトーク」への出演は「退場」の前ぶれではないかと心配する声もあがったが、戸塚は「最後まで生き残る男だと思って。轟だから。ちょっと楽しみに見ていただきたいなと思います」と頭を下げた。
また、「侠飯~おとこめし~」(テレビ東京系)、「漂着者」(テレビ朝日系)などのドラマ共演で仲よくなったという生瀬勝久は、「自分もコミカルな芝居をしていたので、自分の若い時を見ている感じですごい親近感を持てる。僕の若い頃に顔が似てる」とVTRでコメントした。
興味深かったのは、幼い頃から戸塚を芸能界に入れようとしていたという、VTRで登場した母親・多津子さんの存在だ。その姿が映し出された瞬間、華丸は「あら!」、大吉は「若い!」と声をあげるほど多津子さんには華があり、トーク力も旺盛。
番組序盤のVTRでは、戸塚のことを「トークができないです。温厚っていうのかな、のんびりっていうのかな、なんかおじいちゃんみたい。めちゃめちゃ心配」と母親らしく息子を心配していたが、そのVTRを見ていた戸塚は「ギャルだったなぁ。ギャルでしたねぇ」と自身の母親に対する感想を笑顔でコメント。
多津子さんは2021年3月2日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)にも電話出演し、息子への愛情を隠すことなく吐露したことが。地元・岩手県盛岡市で戸塚は、幼い頃から「かわいい」「芸能人の顔」などとよく言われたことから、息子の芸能界デビューを意識した多津子さんは、戸塚が2歳の時に子供服ブランドのミキハウスのモデルに応募。10歳の時には旧ジャニーズ事務所に履歴書を送付。最終的には2010年開催の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募した結果、「理想の恋人賞」を獲得して芸能界デビュー。現在に至る。「あさイチ」の公式インスタグラムに公開されている動画では、自身と轟の似ているところを聞かれ「どうだろうなぁ…でも男らしさ。曲がったことが嫌いというか。そういうのは自分の中で、大事にしていきたいですね」と答えている戸塚。「コメディ王」の異名を持つジム・キャリーが好きだそうだが、「和製ジム・キャリー」と呼ばれる日も近いのでは。
(森山いま)