6月にテレビ東京を退社した松丸友紀アナが、元同局のプロデューサー・佐久間宣行氏から絶賛され、涙を流して感動する場面があった。
松丸は佐久間氏のYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」に登場。古巣のテレ東だけでなく、他の局も含めて「嫉妬したアナウンサー」をランキング形式で発表すると、最後に「佐久間さんはどうですか? 一緒に共演したアナウンサーの中で“スゴい!”と思った方は?」と尋ねた。
すると佐久間氏は、松丸が「嫉妬したアナ」に選んだ神田愛花やホラン千秋、大橋未歩、田中瞳、森香澄ら全員と仕事をしたことがあると前置きし、「まぁ、でも、スゲェって思ったことがあるアナウンサーは松丸だけだよ」と錚々たる顔触れの中から松丸を指名したのだ。
松丸と佐久間氏は2005年から放送しているテレ東の人気バラエティ「ゴッドタン」で、現在も出演者とプロデューサーという関係で、佐久間氏は「芸人を爆笑させられるアナウンサーはお前しかいないもん」と絶賛。
この言葉で感極まった松丸は、「佐久間さんにそんなこと言われたことないですもん…佐久間さんにどう思われてるのか、この20年間ずっと考えてました。なんでそんなこと言うんですか」と涙した。
「『ゴッドタン』では、MCの劇団ひとりやおぎやはぎの小木博明、矢作兼から容赦ない顔面イジりを受けたり、アナウンサーとは思えない衣装を着せられるなどの扱いを受けていますが、それらを期待値以上で返す松丸のノリの良さが大好評。そのためか、テレ東退社後は、おぎやはぎが所属するお笑いプロダクション『人力舎』に所属しています。佐久間氏の“芸人を爆笑させられる唯一無二のアナ”という表現も決して大袈裟ではなく、視聴者からも『ゴッドタンの松丸アナはすごかった。女子アナでここまでバラエティで体張って振り切って笑わせてくれる人ってなかなかいない』『普段は経済ニュースを淡々と読まれるお上品なアナウンサーでしたが、ゴッドタンでは全開フルスイングしていて、そのギャップが凄かった』などと称賛されています」(エンタメ誌ライター)
最近では珍しいバラエティ“全力投球”アナとして重宝されている松丸。その存在感は視聴者だけでなく、佐久間氏にもしっかり響いていたようだ。
(木村慎吾)