「第8回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」(ORICON STYLE)が12月20日に発表された。トップに輝いたのは、初登場で初首位をかっさらったディーン・フジオカ。北京語、広東語、英語など5カ国語を話し、俳優、ミュージシャン、モデル、映画監督と多方面で活躍。昨年放送のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でブレイク、“五代様ブーム”を巻き起こした。女性誌記者が大きくうなずく。
「フジオカが人気なのは、よくわかります。美形だし、アラフォー男性に欠かせない品格や落ち着いた佇まいがあるんです。あの顔なら、女性ウケ抜群。モテたい願望のある同性に注目されるのも仕方ないですね」
昨年のトップはSMAP・木村拓哉。美少年から美青年、美中年へと容姿が衰えることなく大人の男へ変化していく様が高評価されていた。だが、今年は5位に大幅ダウン。その理由は明白だ。テレビ誌記者が解説する。
「SMAP解散騒動で見せたカッコ悪さに尽きますね。木村は一連の騒動でプライベートを直撃されることが多かった。8月、ハワイへ家族旅行からの帰国時、成田空港に現れた木村はジョニー・デップをまんまパクったかのような服装でした。帽子、洋服、無精髭と、借り物感がありあり。昔は着ているものが流行するほどファッショナブルで、おしゃれには一家言持っていたのに。今ではオリジナリティ皆無で、すべてがオッサン臭いんです。あれでは真似したいとは思いませんよ」
SMAPファンからは裏切り者扱いされ、一般からの好感度もダダ下がり状態。「なりたい顔」だと大手を振って言える状態にはない。
「心労が多いうえに、気持ちの晴れない場面が少なくなかった。元気ハツラツな笑顔を見せられない国民的アイドルではね」(前出・女性誌記者)
木村にはツラい日々が続きそうだ。
(塩勢知央)