かねてより「占いはインチキ」と指摘し続けてきた有吉弘行。7月28日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)では、特技の占いのほうが芸人であることよりウエイトを占めている島田秀平をゲストに招き、有吉は「占い」に対する思いの丈をぶつけた。
有吉は島田のことを「占いをインチキだと認めてくれた稀有な存在」などと紹介。島田から即座に否定されるも「(占いは)意味ないじゃん、インチキなんだから。とりあえずあれ、やめさせろよ、朝やってる占い。あそこからどうしようもない。『ラッキーアイテム、ピンクのカバンです』だって。しょうもない本当に。いつまであんなのやらせとくの?言えよ、ちゃんと。インチキやめろって」と朝の情報バラエティ番組で扱っている「占い」をメッタ斬り。
さらには某占い番組の実名を挙げ、「ああいうインチキ番組が地上波でのうのうとやってるわけだから。危険な思想ですから、ああいうの」とバッサリ。そして、「膨大な資料を集めて。ファンクラブの会報から、ウィキペディアから、昔のアルバムから、文集から、いろんな手を使っていろんな情報を集めてそれをただただ読むっていう占いがありますけど。収録時間、6時間~7時間とったりして、オンエア10分でもやれば、そりゃ当たってる場面はいっぱいあるって話。ハズレてるところ流したってしょうがないですからねぇ」と世間の多くの人々が考えていることを言葉にしてくれたのだが、島田はこれに、「ノーコメントでいいですか」と口にしたのだった。
島田が「何も言えない」ということが、有吉の「占いはインチキ説」を裏付けることになったと言ってもいいだろう。それでも某占い番組が続いているのは、楽しんで見ている視聴者がいるということ。楽しくないと思う人は見なければいいだけだ。朝の占いだって、ラッキーアイテムを知ってウキウキする人もいるのだから、占いをインチキだから不必要と切り捨てなくてもいいように思う。
(森山いま)