突然の暴言被害に「とっても悲しい」と綴ったお笑い芸人・やす子は、その発言の主であるYouTuber・フワちゃんがMCを務める番組内で、SNSでの誹謗中傷に悩まされていることを相談していたことがある。今年2月26日に放送された「さしフワご相談ナイト」(フジテレビ系)での一幕だ。
フワちゃんは8月4日、やす子がXに投稿した「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」とのポストを引用し、「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」(現在は削除)と口撃。その後、“誤爆”に気付いたのか、約9時間後になって「本当にすみません」「言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました ご本人に直接謝ります」と投稿。ほぼ同じタイミングで、やす子も「とっても悲しい」とだけ綴っていた。
やす子といえば、極貧だった家庭環境や学校でのいじめが原因で、みずから命を絶つことを考えた過去があると打ち明けたことがある。そして、2月にゲスト出演した「さしフワご相談ナイト」では、そのフワちゃんとタレント・指原莉乃らに対し、SNSでの誹謗中傷に困惑していることを打ち明け、悩み相談までしていたのだ。
「『さしフワ』は、ゲストの様々な悩みを、MCのフワちゃんと指原が本気で向き合って解決していくというのが、コンセプト。そこで、やす子はバラエティ番組出演後のエゴサーチで、毎度のように自分へのネガティブな中傷コメントが出てきてしまうといい、自信を失ってしまったと2人に相談しました。すると、指原とフワちゃんを差し置いて、最も効果的なアドバイスを展開したのが若槻千夏で、エゴサーチ自体は“世間とのチューニング”としてある程度は必要だと指摘。一方で、番組ごとにアンチコメントの内容も変わるため、過剰に心配することはやめるよう、説得力のある助言でやす子に寄り添っていました」(テレビ誌ライター)
フワちゃんはそんな若槻によるアドバイスに感心した様子で聞き入っていたが、やす子もまさか半年後にそのフワちゃんが自身を苦しめる存在になるとは想像もしていなかったことだろう。
(木村慎吾)