今年2月、26年間在籍した芸能事務所「フラーム」から独立し、個人事務所「R.H」を立ち上げた女優・広末涼子。8月19日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)では、そんな彼女が新たにスタートさせた「純度の高いファンクラブ」の“強気な値段設定”について取り上げている。
「広末涼子 OFFICIAL FAN COMMUNITY『NEW FIELD』」では、会員だけが楽しめるコンテンツ内容として、「デジタル会員証」の発行や「タイムライン」「ライブ生配信」「生配信のアーカイブ機能」「グループチャット」「トピック&クイズ機能」などが紹介されている。
賛否を呼んだ「料金プラン」は、3カ月プランと12カ月プランが用意されており、「新規入会をご検討の方は、3ヶ月プランでのご入会を推奨いたします」との文言もある。その場合、月額換算では980円で、これが同世代の他の女優に比べて、倍以上の値段だとして、一部から「高い」とする声が出ているようだ。なお、広末の事務所「R.H」は「真のファンだけに加入してほしいから高めの金額に設定した」と説明しており、関係者も「本当に応援してくれているファンのためだけに純度の高いファンクラブを開設した」と話しているという。
これについて、番組で意見を求められたタレントの辺見えみりは「お金を出せない本当のファンもいると思うし、ちょっと寂しいですよね」と語ると、「本当に応援したいのに(値段の高さで)入れず、ちょっと寂しい思いをする方もいらっしゃるかも」とコメント。値段を理由に「NEW FIELD」に入れなかった広末ファンの心境を推察していた。
「当然のことながら、サービスへの最終的な加入の判断はファンに委ねられるもので、そのコンテンツ内容と値段を天秤にかけて各自決めていくこと。これを前提として、広末の場合をみていくと、1996年に16歳で出演したNTTドコモポケベルCMでのブレイクや、97年のデビュー曲『MajiでKoiする5秒前』の大ヒット、そして、97年のドラマ『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)の高視聴率など、2000年前後の活躍が絶頂期で、彼女を熱心に応援するファン層はどれだけ若くても30代後半。メインは40代、50代でしょうから、そのあたりを想定した値段設定と考えれば、そこまで高くはないとも考えられますね」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、平成を熱狂させたアイドル的人気を誇っていた広末。辺見にファンクラブの会費をチクリと言われようが、特に気にしてはいないように推測できるが…。
(木村慎吾)