夏休みも終わりに近付いてきましたね。小学生の子を持つ家庭では、思う存分遊ぶのと同時に宿題も進めなければならず、何かと大変な思いをしている時期かもしれません。とくに大変なのが自由研究。まだ終わっていない場合は、家族みんなでテーマを考えたり研究に協力したりすることもあるのではないでしょうか。
でも、忙しいママやパパにとっては悩みの種でもありますよね。そんなときには、次のような企業のサポートイベントを参考にすると便利です。詳しくみていきましょう。
■子どもの自由研究は家族ばかりか企業もサポートする時代に!?
子育てママ社員を応援する企業の一つで、「マナラ」という化粧品ブランドを展開するランクアップは、毎年ママ社員とその子ども向けに自由研究をサポートするイベントを開催しています。そこで、ママたちに自由研究の悩みTOP3を聞いてみたところ、次のようなランキングとなりました。
1位は「親のサポートが必要だが、時間がない。一緒にやってあげる時間がとれない」。2位は「いろいろ質問されても知識不足で答えられない」。3位が「そもそも何をやらせればいいのか分からない」でした。
子どもをサポートしなければならないことは分かっていても、時間や知識の関係でなかなか思うようにはいっていないようですね。そんなときには、ママの知識を生かしたこんなテーマがいいのかもしれません。
■家事のお手伝いを自由研究に!
ランクアップが開催した自由研究イベントの2024年のテーマは、「家事」と「お手伝い」。社会課題にもなっている“ママの家事負担”を軽減するべく 子どもたちが家事のやり方を研究するというものです。このテーマなら、家事を手伝ってもらえるので大助かりなうえ、ママの知識が役立ちますね。
講師として参加したにぎやか合同会社の龍三さんによる指導があり、洗濯と掃除について子どもたちにレクチャーがされました。
洗濯については、靴下やTシャツ、タオルのたたみ方を、参加した子どもたちみんなで練習。1番好きなたたみ方を選んで、感想や気付き、工夫をレポートに記入していました。とくに、Tシャツの「3秒たたみ」は難易度が高く、その分、何度も練習してうまくできたときは達成感があり、みんな喜んでいました。
掃除については、タオルで拭き掃除を実践。タオルの濡らし方と絞り方を習った後に、社内の棚やドア、机や壁までみんなで掃除していました。
この後は、「お手伝い計画表」を作成したり今日の講座で分かったことや楽しかったことをまとめたりしてレポートが完成! 最後には、ママたちへの発表の機会も設けられました。自由研究のレポートがその場で完成すると同時に、これからのお手伝い計画まで作られたことで、子どももママも大充実のイベントとなったようです。
子どもの夏休みの自由研究をサポートする取り組み、いかがでしたか? 身近にこのようなイベントがなくても、おうちで子どもに家事を教えながら手伝ってもらうだけでも立派な自由研究になりますから、ぜひヒントにしてみてくださいね。