それはまだ猛暑日が訪れていなかった6月11日のこと。夕方の報道情報番組「Nスタ」(TBS系)で「“男性の短パン”あり?なし?」という企画が放送され、直後には「男性の短パン」というワードがX(旧ツイッター)のトレンド入りを果たしていたことをご存じだろうか。
ネット上では自称・女性たちが活発に意見を交わし、「好きなものを着ればいいじゃない」と寛容な意見が大半を占めていたが、「デートの時に彼氏が短パンで来たらヤダ」「短パンをはくならすね毛ボーボーの脚は不快」「膝丈くらいの短パンならいいけれど、太腿まで出ている超短パンは勘弁してほしい」など、細かい要望がかなりあがっていたのも事実だ。
8月24日放送の「土スタ」(NHK)に生出演したユースケ・サンタマリアは、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長を演じている柄本佑が撮影の合間にはいていた「短パン」について熱弁。そのためネット上には「柄本の短パン姿」を見たがる声が数多くあがっている。
VTR出演した柄本もユースケのことを「オレの“短パン”をいちばんツッコんでくれました」と言ってはいたが、ユースケによれば「オレ、初めて見たの、現場で。あんな短パンはいてる人。それも大河(ドラマ)で。それをオレがものすごく印象に残ったからずーっと言ってたら、最終的には(柄本が)すごく戸惑って、『何でボクの短パンのことそんなに言うんですか…』みたいになっちゃって」と、柄本は気にしていたそうだ。
MCの近藤春菜から「言いすぎたんじゃないですか?」と指摘されると「言いすぎた」と即時に認めたユースケだったが、その後も「あまりにもね」と両手を手刀にして太腿上部の辺りをトントンと叩きながら、おそらく柄本の短パンの丈がそこまで短かったことを表すと「また脚が細くて、短パン感がすごいわけよ。(柄本が演じている)道長はシュッとしてかっこいいのに、ホントは裏側で『こんな短パンはいてるんだよ』みたいなのをね、なんとか世間のみなさんにも拡散したいぐらいの気持ちはあったんだけど、俺は拡散しなかった」と詳細を語ってから「短パン話」は終了。おそらく柄本は「太腿まで出ている超短パン」から「細い脚」をニョキッと出していたため、ユースケの言う「短パン感がすごい」ことになっていたのだろう。
想像すると公称身長182センチの柄本の“超短パン姿”はかなり衝撃的だ。ユースケが柄本の短パン姿を拡散しなかったのは、もしかすると柄本に対する優しさだったのかもしれない。
ユースケには「光る君へ」の放送が終了してひと段落した今年のおおみそかにでも、柄本の短パン姿をイラストにしてSNSで拡散してもらいたい。きっと私だけでなく、多くの共感の声があがることだろう。
(森山いま)