8月31日放送の「土スタ」に生出演した土屋太鳳が独特な「死生観」を明らかにした。
同日からスタートする中村倫也主演ドラマ「Shrink~精神科医ヨワイ~」(NHK、NHK BSプレミアム4K)では「新宿ひだまりクリニック」で働く看護師・雨宮有里を演じる土屋。「クランクアップの時に『次はもっと中村さんのボケがわかるようになります!』って言われて。無視してくれていいんだよって、申し訳ない気持ちになりました」と、この日VTR出演した中村から明かされ、「(中村のボケは)温故知新感があったというか。オヤジギャグなのか、モノボケなのか、私はすくいきれなかった。キャッチしきれなくて…」と、土屋は独特な言葉使いで中村のコメントを受けとめた。
2015年上半期放送のNHK朝ドラ「まれ」で主演した土屋は、相手役を演じた山崎賢人と熱愛の噂も当時はあったが、VTR出演した山崎は当時のことを振り返り「太鳳ちゃんはいつでも元気で、人に元気やパワーを分け与えてくれる人なんで」と土屋のことを表現。さらには「人想いなので、共演者が蚊に刺されたことがあって、蚊に怒ってました。『何てことしてくれるんだ!』『なんで血を吸ったんだ!』『かゆくさせて!』って、蚊に怒ってた太鳳ちゃんは面白かったスね」とエピソードを明かした。
土屋もこのエピソードを覚えていたようで「蚊に刺されるのがホントに苦手で。でも、蚊も必死に生きているのでしょうがないんですけど。みんな必死に生きてる中で、(蚊は)かゆくさせるじゃないですか。この後、大変だろうなと思ったから、パーンって叩いて『早く生まれ変わりなさい!』って言って」と当時を振り返ると、聞いていたMCの近藤春菜と松丸亮吾は大爆笑。
近藤が「今世はもう終わり、次!」と土屋が蚊を叩くまねをすると、土屋も「次、もっといい人生が待ってるよ!」と蚊を叩くまねをしながらさらに爆笑。スタジオ中が笑い声に包まれた。
何事も真正面から真面目にとらえ、他人からどう見られるかなど頭にない土屋の言動は、周囲の人々に元気をくれるし、何より面白い。独特な死生観から蚊を叩き、周囲の笑いを誘った土屋。これぞ土屋が愛される理由だろう。
(森山いま)