恋愛中の人もこれから恋をしたい人も、仕事などで何かと忙しくて恋愛する時間を十分に取れずにいるケースが多いようですね。
でも、「時間がないから恋がうまくいかない……」なんて、本当にもったいないです。そこで今回は、恋愛時間を捻出するために実践したい“暮らしの習慣”をお伝えしたいと思います。
■急ぎのことより大切なことを優先する
目の前の急ぎのことについ目を奪われ、それをこなすことに忙殺されてはいませんか?
例えば、あなたが節約派だとします。毎日会社にはお弁当を作って持って行っている。でも、寝坊したときまでそのお弁当を頑張って作る必要はあるでしょうか? お弁当の卵焼きを焼いて恋愛時間を失うことより、好きな人に「おはよう! いい天気だね」とLINEを送り、のんびりハッピータイムを過ごすほうが楽しいのでは?
「自分にとっていちばん大切なことは何か?」を、見失わないようにしたいですね。
■やらなくていいことをリストアップする
1日24時間というのは誰にとっても同じことですよね。ならば、その時間を存分に自由に使えるようにデザインしていきましょう。まずは、あなたの過去1週間のスケジュールを見返してみて。仕事やプライベートで“しなくてよかった”ことはありませんか?
例えば、掃除や洗濯、料理に時間がかかって大変なら、ちょっと工夫をしましょう。毎日していたのを数日に1回にするのもいいですね。やり方を変えるのもありです。家事ヘルパーさんにお願いするのも手。自分がすること、しなくていいことを明確に分けてください。
■世間体を気にする暮らしやスタイルをやめる
世間体とか“普通の暮らし”に引きずられて、自分の時間を作れずにいませんか?
例えば、いくつもの女子会に参加するようなお付き合いが大変なら、本当に好きなグループだけにしぼってもいいと思います。また、家族や親戚の誕生会、父の日や母の日などのさまざまなイベント……参加しなきゃと疲弊しているかもしれません。でも、「みんながやっているから……」といって、あなたもやる必要はないのです。カードやプレゼントだけ送って済ます日があったって全然かまいません。
どんな生き方をしても避難する人はします。自分が過ごしたいように過ごしてくださいね。
■なんでもやろうとする完璧主義は諦める
仕事では、みんなに好かれるバリバリ働く女性になりたい。帰宅したら、キッチンでササッと美味しくてヘルシーなご飯を作れるようになりたい。オシャレな雑貨に囲まれて、インスタ映えするようなキラキラの暮らしをしたい。そんな理想を持つのは悪くはないけれど、それって案外大変ですよね。これらを全部ちゃんとやろうとしても、時間が足りないしお金もかかる。暮らしが破綻してしまいます。
理想を持つのはいいことなのですが、理想は理想として持ちつつ、現実レベルではやることに優先順位をつけましょう
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。