“一人暮らしの味方”ともいえる『3COINS』の「一人炊き用炊飯容器」(330円)。レンジで10分加熱したら1合分のご飯が炊けちゃうという便利グッズなんですが、これに新作が登場しました。それが「一人炊き用炊飯マグ」(550円)です。進化したの? 何が違うの? 早速使い比べてみました。
まずは見た目。炊飯容器はしゃもじ付き、ボディが透明で、外側のメモリでお米の量や水の量が測れるようになっているけれど、新作の炊飯マグは持ち手付きで、透明ではなく、内側に1合分の水の線が入っています。
外蓋と内蓋があるのは同じ。内蓋の形状はほぼ一緒ですが、外蓋に大きな違いがあります。炊飯容器はつまみが中央にあって蒸気を逃すスリットが入っているけれど、炊飯マグの方はスリットが細く多く入っていて一部丸く凹んだところが。30分お米を浸水、10分レンチン、20分蒸らし、というのは両方とも同じです。
新作のマグが「進化したな~」と思うのは、中にお米を入れ、蓋の丸く窪んだところから水を入れてフタをしたままシェイク、そして水を流す、を繰り返せば手をほぼ濡らさずにお米が洗えること! そのための窪み、そしてスリットだったとは!
それでも、最後に蓋を開けて内側の線まで水を入れることになるので、多少のお米は蓋を開けたときにこぼれるんだけれど……。でも、手を極力濡らさずに洗米できるのは、指を怪我したときや爪が“すっごいこと”になっている人にとっては朗報といえそうです。
炊飯容器にはお米の線と水の線2つのガイドがあったけれど、マグの方は水の線のみなので、何か別の容器などで1合分150gを計る必要があります。そして、しゃもじが付いていなくてマグの方が220円高いことなど、総合して考えてみると、炊飯器を持っていない、これから自炊する、という人には炊飯容器がオススメ。指が荒れやすい、洗米が面倒くさい、という人にはマグの方がオススメといえるのかも。
両方とも炊き上がりはふっくらツヤツヤで、美味しいレベルはほぼ一緒。マグの方は高さが約13.5cmなので、小型レンジなどで高さがないものの場合は、あらかじめ測っておくとよいでしょう。
これらを活用すれば、炊き込みご飯などの他、かぼちゃの煮物やポテトサラダ、蒸し鶏なども作れてしまう『3COINS』のライスクッカー2種。料理が苦手な人にもオススメですよ!
(ロドリゴいしざわ)