SMAPとしての活動が終りを迎えた2016年12月31日。六本木の高級焼肉店には中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾に加え、元メンバーでオートレーサーの森且行が参加した食事会が催された。そしてそこには、“裏切り者”のレッテルを貼られた木村拓哉の姿はなかったことが報じられた。
多くのファンがこの報に少なからず寂しさを覚えたなかで、ある芸能ジャーナリストは「SMAPの新時代の始まり」を予感したと言う。
「この集まりは、木村外しではなく、森の参加に意味があると思いました。今年9月にジャニーズとの契約更新時期を迎える中居、稲垣、草なぎ、香取は、秋以降、新事務所で活動していくと目され、その後ろ盾となるのは、タモリが所属する田辺エージェンシーだと具体案さえ出ています。もしかしたら、そこに森が参加するのではないでしょうか? オートレーサーとしての森は1997年のデビュー戦から、華々しい活躍を遂げてきましたが、15年以降グレードレース戦での優勝はありません。今年43歳を迎える森ですが、アイドル時代の甘いマスクに凛々しさが加わり、いまだ劣化していない。選手としての活動を続けつつ、元のメンバーと芸能活動を再開するのではないかと思いました。SMAP結成当時は、木村とツートップの人気を誇っていましたし、森の芸能界復帰は十分考えられます」
“SMAP”の名を使うことはできないだろうが、もし、新たな5人での活動が始まるのなら、これまで応援してきたファンの“SMAPロス”も、少しは緩和されるかもしれない。
そうした意味でも、解散したとはいえ、まだまだ元メンバーの動向からは目が離せない日々が続きそうだ。