1月6日にスタートしたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」(テレビ東京系)が話題になっている。山田は15年放送のドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」(テレビ東京系)でも“ドキュメンタリーなのかどうか不明な衝撃的問題作”を世に送り出しており、今作の放送開始と同時に「山田孝之のカンヌ映画祭」がツイッターのトレンド入りを果たすほどの大反響となっているのだ。
公式ホームページによると、山田が「カンヌ映画祭」で「パルムドール賞」を獲得するために映画制作を手掛けるプロセスを追うドキュメンタリータッチの番組で、16年夏に山田が映画制作に奔走した記録とされている。第1話では「山田孝之の東京都北区赤羽」でも監督を務めた山下敦弘監督が山田に呼び出されたことから始まり、実在した猟奇的殺人鬼エドモンド・ケンパーを題材にした映画を、芦田愛菜主演で制作開始することまでが明らかとなった。山田は映画制作会社「合同会社カンヌ」を設立。横浜元町の見晴らしのいいビルに部屋を借りていることから、この番組タイトルは一部で「山田孝之の神奈川県横浜市中区元町」とも呼ばれているという。
「山田は14年に本気でスランプに陥ってから、山田にしかできない活動を果敢にくり広げて、それが軒並み当たっています。『勇者ヨシヒコ』『北区赤羽』『カンヌ映画祭』と続いている山田とテレビ東京とのタッグは、映画関係者からも注目の的です」(大手映画製作会社社員)
ウソかホントかわからない山田のカンヌへの道。今後の展開に注目だ。