反町隆史と杉野遥亮がW主演を務めるドラマ「オクラ」(フジテレビ系)の第2話が10月15日に放送され、世帯平均視聴率は前話の7.8%から2ポイント急落した5.8%だった。この日は、同ドラマの放送時間帯に「2026FIFAワールドカップアジア最終予選 日本対オーストラリア」(テレビ朝日系)が放送され18.5%の視聴率を上げたための影響と思われる。
今作は、熱血昭和気質の刑事・飛鷹千寿(反町)と、令和生まれのクールな敏腕刑事・不破利己(杉野)が“お蔵入り”となった未解決に挑むというもの。今回は、2013年にある高校で起きた生徒・道尾忠司(浦上晟周)の転落死亡事故について、タレコミが入る。それは、転落事故でも自殺でもなく、同級生のイジメによる殺人だという内容だった。
そして、この時に犠牲となった道尾は、警視庁捜査一課特命捜査情報管理室(通称=オクラ)の捜査員・吉岡雷(前田旺志郎)の同級生だった。しかも吉岡は、目の前でイジメに遭っている道尾を、助けようとはしなかった罪を重く受け止めていた。
タレコミのお陰で、次々と明らかになる真相。しかし、今回もそのタレコミは飛鷹による捏造だった。
またもそれに気づいた不破は「だったら私も、あなたと一緒に野放しになった犯罪者を法の下に引きずり出します」と宣言するのだった。
「飛鷹はまるで、『相棒』(テレ朝系)の甲斐享(成宮寛貴)を想起させるダークサイドと思っていたら、まさかの不破もダーク寄りになりました。これには視聴者も『不破も共闘宣言!』『ダークヒーロー2人目爆誕』『こういうバディ初めて見る』『闇バディ誕生~!』など、大いに盛り上がっていました」(テレビ誌ライター)
まさかの闇落ちバディに、今後の展開が面白くなりそうだ。