「どんなことがあろうが、女に手を上げるな」
TOKIOの松岡昌宏が、父親から授かった教訓を自身のYouTubeチャンネル「松岡のちゃんねる」で明かしたのは、10月30日付の投稿回。
東京・門前仲町の立ち飲み店で酒を飲みながら、あれこれ語る趣向だったが、スタッフから、「親から言われていまだに守ってることあったりします?」と訊かれ、松岡が回想したのは、3歳時、幼い頃の記憶だ。
松岡の母親は母乳が出る体質で、近所の幼馴染の女児も松岡の母親の母乳で育ったという。ある日、ぬいぐるみをその女児と取りあった松岡は、思わず女児を突き飛ばしてしまう。すると、
「親父につかまれて、バーンと投げられた。2~3メートル。ビックリするじゃん」
そして父親の口から飛び出したのが、冒頭の言葉だったというのだ。松岡は続ける。
「(手を上げるのも)しょうがねえよ。男はさ、女性には口では勝てねえしさ、あえてね、今のこのご時世にね、こういう言葉を使ったら失礼かもしれないけど、このチャンネルだから言うけど、やっぱ男は女に勝てない。そらそうだよ…。女から生まれてさ、女に恋してさ、女に支えられて生きてるってさ、そりゃ無理だよ」
イイ感じに酔いつつ、しみじみと明かした、この松岡の「本音」に関連して、ドラマ好きのネットライターが、思わぬ考察がネット上で白熱している現象を、こんなふうに説明する。
「松岡の発言に、『ナットク、だからアノ役は最強なのか!』とファンの間で盛り上がっているんです。松岡の当たり役といえば、テレビ朝日系で放送されていた時代劇『必殺シリーズ』で、悪を成敗する、伊賀の抜け忍であり、経師屋の涼次です。しかし、涼次よりも強いと噂されているのが、同じくテレ朝系のドラマ『家政夫のミタゾノ』で松岡が演じる女装した大柄の家政夫・三田園薫です。2016年に第1シリーズがスタートされて以来、昨年には第6シリーズまで放送された人気ドラマ。三田園は格闘術も身につけた高い身体能力の持ち主で、片手で走行中の車を止めたり、ライフル銃の銃弾を避けるなど、超人的なスピードと怪力を持ち合わせています。何ゆえに女装しているのかは不明ですが、『男は女に勝てない』ことを身に染みている松岡が演じているからこその説得力で、『ミタゾノさん、最強説』『ミタゾノは女だから強い』といった声が相次いでいます」
同シリーズは、第7シリーズの制作もすでに発表されており、松岡のチャンネル視聴後にドラマを観れば、なお三田園薫の強さが理解できるかも。
(所ひで/YouTubeライター)