元SMAPの中居正広が、またもや豪華な差し入れで話題になっている。1月16日放送の「中居正広VS芸能人50人! 世代別クイズバトル ジェネレーションチャンプ」(テレビ朝日系)において50人分の折り詰め寿司を差し入れたもの。同番組に出演した釈由美子が15日のブログに寿司の画像を公開したことで判明した。
中居は以前からテレビ番組や映画の撮影現場に豪華かつ大量のメニューを差し入れすることで知られており、その内容は差し入れと言うよりケータリングのレベル。もはや差し入れの概念を超えてさえいるが、そんな中居の真意を芸能ライターはこう読み解く。
「芸能界ではどんな差し入れを用意するかで、芸能人のセンスが測られがち。そのため出演者同士で差し入れ合戦になることもあり、お互いに気疲れしてしまうことも珍しくありません。そこで中居は誰にも真似できないレベルのものを持ち込むことで、『中居さんには誰も張り合えない』という空気をあえて作っているのではないでしょうか。個にこもるタイプに見えて、実は和を重んじる中居らしい気遣いだと思いますね」
確かに中居が豪華弁当などを差し入れるとわかっていれば、共演者はデザート程度の差し入れで済ませることができる。特に懐に余裕のない若手にとっては、差し入れに悩まないで済むのは助かるところだろう。
これを中居流の人心掌握術と見るか、それとも中居がもともと持っている人としての魅力と見るのか。ともあれ、SMAP後の芸能活動も安泰とされる理由の一端が、差し入れひとつから見えてくると言えそうだ。
(金田麻有)