2024年日本レコード大賞新人賞候補として注目され、今年のNHK紅白歌合戦にも出場することが発表された男性グループ・Number_iが、11月20日、福岡で行ったコンサートでの発言がファンの間で注目を集めている。
きっかけは、ステージ上で交わされたメンバー同士の何気ない会話。岸優太が新たな髪型について語る中で、こんなやりとりが飛び出したのだ。
平野紫耀「今日、岸くん髪型がワイルドだね。何かイメージがあるの?」
岸優太「博多美人を落とす男みたいな」
この発言に、会場から黄色い歓声が上がったが、その後、SNS上では「博多美人」のキーワードがトレンド入りするほどの反響を呼んだ。「美人じゃなきゃダメなの?」「博多に引っ越そうかな」というコメントが相次ぎ、一部では「美人という定義がルッキズムでは?」と指摘する声も。
しかし、エンタメライターはこう分析する。
「少しでもルッキズム的な発言をすると批判されがちな時代に、むしろ『生まれ変わったら博多美人になりたい』といったある種“前向き”な反応が目立つのは、ファンが彼らの魅力を理解している証拠でしょう。何しろ岸さんは髪型に強いこだわりを持ち、刈り上げスタイルや前髪アレンジなどが男女問わず人気。だから許容されるのではないでしょうか」
実際、岸は月に2回美容院に通うほどスタイリングに情熱を注いでおり、その成果と自信が今回の「博多美人」発言につながったのかも?とはいえ、発言のインパクトの陰で、「美人じゃなくてもよかったのでは?博多の女性で十分だったはず」といった問いを投げかける声が見られたのは確か。
いずれにせよ、ちょっとしたカジュアルなジョークでも、岸がファンに与える影響力の大きさを再認識させられるエピソードとなった。