皮を剥いたりカットしたりするのを手間に感じ、料理を楽しめなくなっていませんか? 限られた時間で料理するためには、下準備の効率を高めることが重要です。次のような方法で、野菜の下ごしらえを短時間でラクに行いましょう。
■玉ねぎは水に浸してから皮を剥く
細かく切れてしまってなかなか剥けない玉ねぎの皮……。ボウルに水を入れ、3~5分ほど玉ねぎを漬けると、皮が柔らかくなって剥きやすくなります。水の中に入れたまま皮を剥くと、より剥きやすくなりますよ。
■ピーマンの輪切りは一度にまとめて行う
ピーマンの上部をカットし種を取り除いたら、コップを重ねるようにピーマンの中にピーマンを差し込んですべてを連結させます。そのまままな板の上に寝かせて輪切りにしていけば、すべてのピーマンを続けて一度にカットすることができます。何個も何個もカットするのは面倒でも、長いもの1つだけだと心のハードルが下がります。
■にんじんの千切りはスライサーで薄切りにしてから行う
地味に時間と手間がかかるにんじんの千切り。薄切りにしてから細切りにと、工程が2つあるため負担を感じやすいのかもしれません。そんなにんじんの千切りは、スライサーの力に頼るとグッと時短になります。スライサーを使えばあっという間に薄切りにできるので、それを細切りにする工程のみ包丁を使用してカットします。薄切りが均一だと細切りがスムーズになるので、よりラクに千切りにすることができますよ。
「なんだかちょっとやりにくい……」が積み重なると、「面倒臭い」という感情が膨らんでしまいます。ほんの一手間で下処理をラクにすることができれば、料理のハードルがグッと下がるはず。ぜひ試してみてくださいね。
(Nao Kiyota)