元モーニング娘。の藤本美貴が常日頃から夫でお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春に対し、強く言い聞かせていることがあるという。
東京都内で行われた映画「ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター」20周年公開記念イベントに登場した庄司が結婚後の夫婦愛について言及している。さる11月25日のことだが、同作は、19人の男女が過ごすクリスマスの恋模様を描いた恋愛映画の金字塔ということで、結婚15年目の庄司は、夫婦になって以降の愛妻との関係性について聞かれ、「変化はしてるんでしょうけど。妻になってくれて、子供に恵まれて、母という一面も見ながら」と藤本との日々を語る。
また、藤本がたまたま渋谷の街を歩いているところを見かけた庄司がナンパをして交際がスタートしたことについて、「熱烈アピールをして、何回もいなされて。その結果、彼女があきらめてくれて、交際に至ったっていう経緯があるんですけど。ずっと『好きだ!好きだ!』って言ってた」とアグレッシブに攻め続けていたと明かす。
続けて、「“あの頃の気持ちがなくなったら、すぐ別れるからね”って、よくミキティに言われてるんです。結婚して当たり前にいる存在にはなるんですけど、“当たり前だと思うなよ”と」と、藤本から、日頃から“脅されている”ようだ。
ほかにも「あの頃と同じように私のことを愛してくれなかったら、すぐにいなくなるよ」と言い聞かせられているといい、猛アプローチしていた当時の想いと、家庭を支える妻としての感謝の想いを両方持ち続けていると語っていた。
「庄司と藤本の交際が初めてスクープされたのは、まだ藤本がモーニング娘。として現役バリバリのトップアイドルだった2007年のこと。しかも、当時の藤本はグループで5代目リーダーに就任したばかりとあって、アイドルとしてのプロ意識を批判され、熱愛報道から数日後にモー娘。脱退が発表されました。庄司の渋谷でのナンパは“遊び”では済まされないほどの大きな騒動になってしまい、藤本からすると、“こうなったからには最後まで責任取ってね?”という想いだったでしょう。そのまま2人は交際を続け、2年後に結婚を発表。10月放送の『さよならプロポーズ via ギリシャ』(ABEMA)に出演した藤本は、結婚当初について『“すぐ離婚しそうな夫婦ランキング”で2位で。1位はのりピー夫婦だったので、実質1位みたいなものだったの(笑)』と振り返るも、のちに“理想の夫婦”で1位になるというイメージの逆転を達成。現在は競争の激しいママタレ界において強烈な存在感を放っています」(テレビ誌ライター)
優しい愛妻家の庄司と、かかあ天下な藤本というバランスも多くの人に支持される理由なのかもしれない。
(木村慎吾)