お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有からの荒々しい“かわいがり”を暴露したのは同じ吉本興業で6年後輩のブラックマヨネーズ・吉田敬である。11月23日放送の「大阪おっさんぽ」(テレビ大阪)で、かつての「激しい教育」を振り返っている。
大阪・福島の街を練り歩く中、黒田は売れっ子の吉田のゲスト出演に感謝すると、吉田は「そらやっぱりもう、昔はスゴい教育やったとはいえ、お世話になったんで。激しい教育ではありましたけど」と含みのあるニュアンスで若手時代の恩があると語った。
これに黒田は「お前らが後輩とかにいろいろ言うから、オレがめちゃくちゃビビられるのよ」と大袈裟な吹聴だと指摘したが、吉田も「いや、でも事実ですから」と譲らず。
黒田からの具体的な“激しい教育”の実例として「夜中2時過ぎに『今から来い』みたいになって。たまたまタクシーをいい感じに捕まえることができて、2時20分くらいに着いたら、オレは褒められると思ったのに『遅い!』言うて、ビンタされて…」と紹介。黒田はこれを否定することなく、爆笑しながら「今やったらえらい問題やで」と後輩へのかわいがりを反省していた。
ただ、気になるのは、黒田にはこの手のエピソードが多く、前日の11月22日には、東野幸治も「東野幸治のホンモノラジオ」(ABCラジオ)の中で、“女性ADへの暴行”を暴露している。
「東野によると被害者は関西テレビの女性プロデューサーで、彼女がAD時代に連れられた飲み会で『親にも殴られたことないんですけど、黒田さんに胸ぐらをつかまれたんです』との“訴え”を紹介。共演者から『それは、ガールズバー(事件の)前?後?』と聞かれた東野は『ガールズバー前です。第一次黒田ブームの時の全盛期に胸ぐらつかまれて、すごい至近距離で罵られた』と答えていました。“ガールズバー事件”とは、2009年に黒田が大阪市のガールズバー店長に暴行をはたらき、眼底骨折による全治2カ月の重傷を負わせて逮捕された騒動のこと。示談が成立し、不起訴処分でしたが、当時の黒田の周囲に対する当たりの強さは相当なものだったことが窺えますね」(テレビ誌ライター)
なお、そうした過去の騒動による影響か、、かまいたち・山内健司が23日放送の「8ちゃめちゃ生テレビ」(関西テレビ)で明かしたところによれば、「(千鳥の)ノブさんが大阪で後輩を何人も連れて遊びに行く時に、途中から黒田さんが『今から来る』とノブさんに連絡があって、毎回、必ず盛り下がる。それまで後輩とノブさんが楽しくやっていたのが、必ず盛り下がる」のだという。
芸人仲間、スタッフからはかなり怖がられていたようだ。
(木村慎吾)