キレイにするためにしている掃除のはずが、逆にそのことでさらに汚してしまったら努力が水の泡になってしまいますよね。キレイになりそうでできない次のような“NGな掃除の仕方”をしていないか、チェックしてみましょう。
■掃除機をかける前に窓を開ける
掃除機をかけると埃が舞うので「窓を開けて換気を……」と思ってしまいがちですが、実はこれ、NGなんです。埃やウイルスなどはとても軽いため、外気を入れると大きく舞って掃除機で吸い込みにくくなってしまうのです。掃除機をかける前は窓を開けず、できるだけ大きな動きをせず、静かに掃除機をかけてから換気をするほうが、床に溜まった埃やウイルスを吸い込みやすくなりますよ。
■壁に直接洗剤をスプレーする
頑固な汚れに直接洗剤をスプレーすることはよくありますが、壁に直接洗剤を吹き付けるのは避けたいもの。洗剤が垂れて落ちた部分に跡が残ってしまったり、壁に付着した汚れと一緒にこびりついて汚れとして残ってしまったりする場合があるからです。基本的には、スポンジやタオルに洗剤をスプレーし、馴染ませてから壁に当てるようにしましょう。
■使用済みのタオルで拭き掃除をする
使ったタオルを洗濯機に入れる前についでに鏡掃除をするなど、手拭きなどに使用したタオルで拭き掃除をするのはNGです。逆に、汚れやウイルスを付着させることになりかねません。キレイにしたい部分は清潔なタオルで拭くことを徹底して、掃除のつもりが汚してしまっているという状況を回避しましょう。
汚れやウイルスを撃退するためには、どんな方法で取り除くのがよいかをしっかり確認する必要があります。うっかり付着範囲を広げたり汚れとして擦りつけてしまったりすることがないように、日々の掃除方法を見直してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)