お笑いタレント・明石家さんまが長男・二千翔さんの“結婚宣言”を受け、早くも式での司会に立候補したが、本人が希望したのは天然キャラで知られる意外な人物だったという。
12月1日放送の特番「誰も知らない明石家さんま」(日本テレビ系)で、11歳下の一般女性と真剣交際中で、結婚を視野に入れていると明かした二千翔さん。さんまがパーソナリティを務めるラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)の12月7日放送回では、共演者の村上ショージから「おめでとうございます、二千翔くん」と祝福されると、さんまは「まだ、まだ。今日が12月7日やろ。たぶんこの間、テレビで『来年中には結婚したい』とか言うてんねんけど。(今年の)12月中に一応、(彼女に結婚の意思を)言うねん」と説明した。
2人の出会いは「結婚を前提にお付き合いするアプリ」だといい、さんまは「(プロポーズが成就する)確信はあると思うねん、二千翔に」と予想。トントン拍子に進めば、「結婚式を来年にやるわけですよ」と話し、少々気が早いながらも、話題は“どんな結婚式にするか”へと波及した。
さんまはすでに「司会はオレがするわ」と晴れ舞台の大役に立候補するも、二千翔さんから「イヤだ」「あんまり新郎の父が司会するもんじゃない」と返されたという。
そこで、芸能界で顔の広いさんまが「結婚式の司会、誰でもええから、一応、名前を言うてくれ」と伝え、「令和ロマンがええのか、今売り出し中の。中川家か、次長課長もいるぞ。司会なら今、(麒麟の)川島明や。川島もオレが頭を下げたら1日ぐらい空けてくれるやろ」と豪華な面々を提案した。
しかし、二千翔さんの希望は「本当にありがたいけど、ジミーさんでいい」と天然キャラで知られるジミー大西の司会だったという。
「意外すぎる人選にさんまは仰天したようですが、二千翔さんいわく、幼少期からジミーに可愛がってもらっていた記憶があり、感謝の気持ちも込めて、彼に司会をやってほしいのだといいます。ジミーはさんまの付き人や運転手を務めていた時期があり、二千翔さんだけでなく、さんまの元妻で女優・大竹しのぶとも家族ぐるみの付き合いがあります。また、ジミーが画家としての活動を始めたのは、かつて二千翔さんや長女・IMALUと一緒に描いていた絵のレベルがプロ級だとして、さんまの目に止まり、『才能がある』と太鼓判を押されたのがキッカケでした。二千翔さんにとっては吉本興業の旬な売れっ子芸人よりも、より家族と深い縁があるジミーに自分の結婚式を進行してほしいという思いがあるようですね」(テレビ誌ライター)
さんまには珍しいが、二千翔さんの式では引き立て役へ回ることになりそうだ。
(木村慎吾)