12月15日で最終回となったNHK大河ドラマ「光る君へ」。これまでの大河ドラマにはなかった平安時代を舞台に、吉高由里子演じるまひろ=紫式部と柄本佑演じる藤原道長の恋を主軸に少女マンガのような世界が繰り広げられたことで、新しい視聴者を獲得できたのではないだろうか。
また、この作品で最も知名度を上げた役者といえば、一条天皇を神々しくも艶やかに演じた塩野瑛久をおいてほかにいないだろう。10月20日放送の第40話「君を置きて」では、わずか32歳で永眠した塩野演じる一条天皇の美しい亡骸に対し、ネット上には「朕、めっちゃ痩せちゃってるけど大丈夫なのかな」「帝のお顔の骨格と鼻筋の美しさが尋常ではありませぬ。お痩せになられて美しさに磨きがかかった」「塩野くんはかなりダイエットしたんだろうな。かなり痩せた」など、痩せたことを指摘する声が相次いでいた。
実は12月7日の朝日新聞には塩野のインタビュー記事が写真付きで掲載されており、「光る君へ」の崩御シーン撮影があった直前の頃には、シイタケチップスをご飯代わりにダイエットしていたことを明かしている。子どもの頃はきのこ類が苦手だったそうだが、体を気遣ったりダイエットをしなければいけなかったりする時に、きのこ類が必要となったそうで、「しいたけチップス」は今年の4月くらいから、家で小腹が空いた時に食べているそうだ。
今やスーパーやコンビニで当たり前のように販売されているシイタケチップスだが、今から約3年前の2021年11月にドン・キホーテで新発売となった「しいたけチップス」が大ヒットとなり、これの後追い商品が続々と発売されて現在に至ると言っていいだろう。
塩野もインタビュー記事の写真では、ドンキで販売中の「しいたけチップス」を手にしているから、塩野のマネをして「しいたけチップスダイエット」をする人が現れそうだ。そうなるとドンキの「しいたけチップス」が欠品することになってしまうかもしれないが、どうか欠品だけにはなりませんように。
(森山いま)