ふと気付くと下駄箱から嫌なニオイが! 開けてみると「お気に入りの靴にカビが生えて履けなくなってしまった……」なんて失敗はありませんか? 大切な靴を傷めず長く愛用するために、次のようなニオイ対策を取り入れましょう。
■汚れを溜め込まない
汗や汚れはカビや雑菌の大好物。汗や汚れがついたままの靴を収納すると嫌なニオイを発するだけでなく、他の靴にも移ってしまう可能性があります。一度履いた靴はすぐに下駄箱にしまわず、洗ったり玄関内で乾燥させたりしてから収納するようにしましょう。収納する前に、靴に付いた汚れを叩いたり拭き取ったりすることも大切です。
■風通しをよくする
暖かく湿った空気がこもると、カビや雑菌が繁殖しやすくなって嫌なニオイの原因に。定期的に下駄箱の扉を開け、風を通して空気の入れ替えをするようにしましょう。少しのニオイなら、空気の入れ替えだけでも改善しやすくなりますよ。下駄箱内の靴と靴の間を広めにとれるよう、余裕をもった収納数にすることも重要です。
■除湿する
風通しをよくするだけでは改善しにくいのが湿気です。除湿剤や除湿機を設置するなど、湿度を高めないことが大切です。湿度の高い時期だけでなく、玄関が結露している場合や濡れた靴や傘を持ち込んだ場合などは、除湿対策を忘れないようにしましょう。
どれだけニオイ対策を徹底しても毎日同じ靴ばかり履いていては、その靴からニオイが発生しやすくなります。「1日履いたら1日以上休ませ、湿気や汚れを落としてからまた履く」というサイクルを作れるよう、靴を複数用意して履き替えながらお手入れするとよいでしょう。下駄箱の不快感を防ぎながら靴と長く付き合えるよう、ケア方法を見直してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)