便秘で悩んでいる女性は多いですよね。便秘になるとお腹が張ってつらいし、なにより美容の大敵、お肌トラブルの一因ともいわれています。薬も様々な種類がありますが、“薬を飲むのはちょっと‥‥”と躊躇してしまう人もいるようです。
そこでおススメしたいのが「デトックススープ」。スープとはいえ、ぶっちゃけ根菜類満載の豚汁です。
材料は豚肉、ゴボウ、ニンジン、こんにゃくと好きなキノコ類。味付けはニンニク、タカの爪、だし醤油とみそ。これだけです。
まず、よく洗ったゴボウ1本をささがきにして水の中に入れます。「ささがきなんてムリ」という人は、ピーラーでむいて適当な大きさに切ってください。水が濁ったら一度ザルに上げてもう一度新しい水を入れます。これを濁らなくなるまで繰り返してください。
次に、こんにゃく1袋分をスプーンで一口大に切り分けます。これを熱湯の中に入れて、もう一度沸騰したらザルに上げておきます。
にんじんは自分の好みに切ってかまいませんが、皮は剥かないでくださいね。
きのこは、ぶなしめじ、マイタケ、エリンギ、しいたけ、エノキなどできれば2種類ならば3袋、3種類ならばそれぞれ1袋を用意し、適当な大きさに分けておきます。きのこはゴミを取る程度で、洗わないでください。
これらの材料がすべて入るくらいの鍋を用意します。そこに油を大さじ1程度を入れて、水を切ったゴボウを入れてよく炒めます。ゴボウがやわらかくなったらニンニク2片を包丁でつぶしたものと豚肉100グラムくらいを入れます。豚肉は切り落としでも豚バラでもかまいません。
肉に火が通ったら、材料がすべて被る程度の水とタカの爪を入れ、中火で煮ます。このときアクが出るので、ていねいにすくい出してください。
アクを取り終えたら、残っていた材料すべてを入れ、だし醤油を大さじ1入れます。そして、材料すべてに火が通ったら、みそで自分好みの味にしてください。ですが、タカの爪の辛味と、すでにだし醤油を入れているので、薄味に仕上げるのがコツです。
このスープ、かなり腹持ちがいいので、これだけでも一食分になるかと思います。お通じだけでなく、ダイエットを期待したいなら、休日の一日をこのスープだけで過ごすのもいいですよ。タカの爪のカプサイシンは内臓脂肪の燃焼に効果があるといわれていますし、体の中から温めるので冷え性の方にもおススメです。お試しあれ。