「ボクは周りから攻めていくのがいいと思う。誰かの紹介が一番近い。ボクも紹介なんです。この場も出会い、芸人の方もアナウンサーも、大御所の方もいます。ここからつなげていくのがいいです」
12月23日放送の「ジャンクSPORTS 3時間生放送SP」(フジテレビ系)で、こんなふうに女性との出会いのきっかけを指南したのは、今季限りで現役を引退し、J1川崎フロンターレの育成部のコーチに就任した元サッカー日本代表・稲本潤一氏。柔道男子ウルフ・アロンがスタジオにはいない村尾三四郎からの伝言として、「どうやったら有名な方と付き合えるのか?」との質問に答える形での発言だが、稲本といえば、さる12月4日に行われた引退会見では、妻でモデルの田中美保が登場。花束を渡し、夫が笑顔を見せる姿も記憶に新しい。ところが、その田中について、SNSではXを中心として賛否両論が巻き起こったのだ。
「田中は最近ではたまにテレビ出演する程度で、稲本の引退会見の記事で久々に姿を見た人が多かったんでしょう。SNSでは、昔と容姿が違うという悪意のある書き込みが飛び交い、中には田中の若い頃の写真と現在の容姿を比較するものもありました」(スポーツ紙記者)
田中は現在41歳。モデルとして大活躍していた過去と比べると、ややふっくらした印象ではある。
「ただ、SNSでこぞってとりあげるような変化じゃないですよ。実際、中傷まがいのコメントに対抗して、彼女を擁護するコメントも多い。特に女性からは現在の田中を称賛するコメントが多くなってきています。夫である稲本をしっかりと支え、子育てもしている田中に共感の声が多いんです。常に若作りしているタレントよりよほど自然体で良いと。かつて田中はボーイッシュでスレンダーな体型で人気を博し、バラエティ番組、CMにも出演していた10年以上前は、男性ファンも多くおり、青春時代に田中が好きだった男性ファンが、マイナスコメントを書き込んでいるんでしょうね」(スポーツ紙記者)
ただ、今回の騒動は田中にとってプラスに働くという見方もあるようだ。民放関係者が言う。
「田中は、稲本の引退記者会見ということで、メイクも質素にして目立たないようにしていたようです。心遣いができていると報道陣からも好評でしたよ。また、妻、母親のカガミとして女性の好感度も上がり来年はテレビ出演も増えそう。12月11日に放送された『上田と女が吠える夜 2時間SP』(日本テレビ系)に出演して愛用の掃除機を紹介するなど家庭的な印象も与え、元気な姿を見せています。稲本も引退したことで時間もできそうですし、来年はバラエティ番組で再ブレイクする可能性があります」
ちなみに同番組でも、掃除機を実際に持ち込み実演解説したことで宣伝臭がするなどと批判するネット民もいた模様。いっそのこと、そうした自分絡みの“雑音”をもネタにしてバラエティ番組で活躍していってほしい。
(渡邊伸明)