『無印良品』のドリンク類。紅茶やコーヒー、ルイボスティーとかは分かっても、全くどんな味なのか分からない“謎ドリンク”をときには見かけます。そこで、この冬販売しているそんな謎ドリンクを3種購入し、どんな味なのか飲んでみることにしました。
まずは「おうちで味わうカフェメニュー キンダープンシュ」(390円)。パッケージには「冬のドイツで親しまれている、ブドウの味わいの温かい飲み物です」と書かれています。ドイツ語でキンダーは子どもたち、プンシュは砂糖や香辛料を入れた温かい飲み物という意味らしい。ということは、子ども向けのあったかスパイスドリンク?
実際に飲んでみると、ブドウの味よりシナモンやクローブなどのスパイスが強く、「ドイツのクリスマスマーケットで飲めるグリューワインのアルコール抜き? 風邪を引いたときに飲むとよさそう~」という印象。甘いけれど、スパイス感強めの味わいです。
そして「肌のことを考えてつくった マンゴーとサジーのゼリー コラーゲン入り」(290円)。マンゴーとコラーゲンは分かるけれど「サジーって何?」と思って検索したところ、グミ科の木で小さなオレンジ色の果実が実り、サジーベリーとも呼ばれているものらしい。そういえば、業務スーパーでサジージュースって売っている! あれか~。
こちらも実際に飲んでみるとマンゴー感が強く、飲んだ感想は「サジーはどこ? それともサジーとマンゴーって似ているの? これは“飲めるマンゴープリン”か?」という感じ。サジーって、アミノ酸やビタミン・ミネラルを豊富に含んだ果物だそうなので、マンゴープリンを飲んでいる気分で豊富な栄養素が摂れるのはよいのかも。これは、業スーのサジージュースを飲んでサジーだけの味を検証せねば……。
最後の「水出し モリンガ茶」(450円)はティーバッグ7袋入りで、水500mlに1パック入れて約5時間抽出して飲むもの。眠る前に作って一晩冷蔵庫に置いて飲んだのですが、うっすらハーブティ? ほのかにモリンガ特有の味を感じる、とっても繊細な味。パッケージには「香ばしさと優しい甘み」って書いてあるけれど、香ばしさはあまり感じない。
ハーブティ好きとか、ノンカフェインドリンクを常飲する人にはいいのかもなぁ。ただ、ボディショップのシャンプーやクリームなどのシリーズにモリンガがあって知っていたのもあり、「モリンガってこんな味なのね、へー」という感想でした。
ということで、超個人的な好みとしてはマンゴーとサジーのゼリー、キンダープンシュ、モリンガの順。おそらくですが、モリンガはハマる人にはどハマりするお茶のような気がしました。
(ロドリゴいしざわ)