収入は増えないのに、物価だけが上がり続ける状態が続いています。普通に生活をしているだけでも、「節約をしないとヤバい……」と感じてしまいますよね。ですが、あまりに「節約しないと!」と思うと、逆にできなくなることが心理学で分かっています。そこで今回は、どうすれば節約や貯金ができるようになるのかを詳しく解説していきましょう。
■節約のことばかり考えると逆に散財してしまう!?
「絶対に今月は〇万円貯金する」と決めたのに、なぜか無性に買いたい物ができて買ってしまった……あなたにはこのような経験がないでしょうか。
特に「お金がない」「節約しないと」という気持ちが強ければ強いほど、“散財”という逆の結果になってしまうことって多いんですよね。これは“節約”や“貯金”ということに意識が向き過ぎてしまうために起こる悲劇なんです。
■節約方法を考えずに節約できるようにすることが大事!
では、本当に節約をするためにはどうすればよいのでしょうか。ここで大事なのが“習慣化”です。人間、自分が思っているより意思の力は弱いもの。だからこそ、毎日の中でわざわざ節約や貯金と考えなくても貯まるシステムを構築するしかないのです。
例えば、「コンビニに行く回数を週何回までと決める」「財布の中に入れるお金の金額を決める」「冷蔵庫の中をいつもきれいにしておく」などです。
自分が無駄にお金を使ってしまっている場所を洗い出し、どうすればお金を使わずに済むのかを考えます。その後は、決めたことを実行するだけで自然とお金が節約できるようになっていくはずです。
■頑張らないことが大事!
心理学には「努力逆転の法則」というものがあります。人は努力すればするほど、逆に失敗してしまうという法則です。「節約や貯金を頑張る!」と思っているうちは、失敗への道を歩いているので気を付けてくださいね!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。